二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA、リレー小説「総大将は女子高生!」 ( No.115 )
日時: 2010/07/04 17:46
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 8keOW9sU)
参照: http://yaplog.jp/000331/

るりぃ>今更更新;☆

第二十四話〜言えない事〜
俺は彩葉と俺の幼馴染を甘味屋に待たせておく。
不破軍の皆をここに呼び集めるためだ。
サラサラと簡単に書いて、烏の足につける。

燕「いつきに行け」

バサササと羽の音を立てて飛んでいく。
多分いつきの所に行って、それをみたいつきは何分か後に来るはずだ。
いなくなったのを見た後、甘味屋の中へ入る。

彩「なにふてたんでふか、ふばめ?(何してたんですか、燕?)」

モゴモゴと団子を食べながら彩葉は話す。
俺は少し苦笑して言う。

燕「アハハ、少しいつきにここの位置を教えておいたんだ」
彩「いふきちゃん?!いふんでふか、甲斐に!(いつきちゃん?!いるんですか、甲斐に!)」
燕「うん、彩葉を助ける為に最北端からね?」

そう言うと彩葉はブァッと涙が一気に込みあがった。
その姿を見て俺は慌てる。

燕「ちょっ、あ…彩葉?」
彩「…アタシの為に本当にありがとう」

少し泣き姿に俺はドキッとした。
な、何でドキッとしたんだ…俺……———。
少し頬を赤くしながらも燕は彩葉を見ていた。
希里は少しニヤッとする。

希「燕兄って以外にも…彩葉さんタイプ?」
燕「な、馬鹿言うんじゃねぇよ!俺は…その…////」
希「ハハァ〜ン、なるほど。かなりタイプなんだ〜♪」
燕「希里〜っ!!お前なぁ〜っ!!///」

彩葉はポカンと俺と希里の話を聞いていた。
ふと、彩葉は思い出したように言う。

彩「そう言えば燕、馬に乗って来てませんでしたよね…?」
燕「——!」

ピクンと反応してしまった。
彩葉は気づいていないようで「?」マークを出している。
少し焦りながら俺は返した。

燕「あ、あれは…忍見たく木の葉隠れの術を使ったんだよ;」

少し心で「アッチャ〜…これはバレたな」と思った。
少し目をそらしていたが、彩葉の目線が気になり見ると………———。

彩「燕って忍の術も使えるのですか?!いいなぁ〜」

…なんとか、バレずにすんだが希里は少し笑っていた。

つづく…