二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA、リレー小説「総大将は女子高生!」 ( No.139 )
日時: 2010/08/17 11:29
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
参照: http://万死に値する!!  byティエリア

第二十八話〜京の噂〜

奥州に入ったので伊達軍に見つからないように、目立たないように歩みを進めている。
俺は途中で彩葉さんに「ついていかない」と言ったが、彩葉さんが一緒に来なさいと言ったので俺はついてきていた。
彩「ところで雄飛君。」
雄「はい。」
彩葉さんが声を掛けてきたのが嬉しくて、俺は笑顔で振り返った。
俺が振り返ると、右斜めから何やら黒いオーラが発された。
 また、あいつか
俺が、そのオーラを発した奴の方を向いて、そう思っていると、彩葉さんが俺に尋ねてきた。
彩「雄飛君が言っていた‘噂’ってなんですか?」
俺は、その質問を聞いてああ・・・と呟いて、笑顔で彩葉さんに説明した。
雄「京の都で流れている噂なんです。一揆衆が討伐され、不破軍という軍になっているって。」
俺が彩葉さんに説明した。すると、彩葉さんは
彩「では、何故それだけで私を不破軍総大将不破彩葉だと思ったのですか?」
そう聞いてきた。だから俺は、同時に流れている噂を彩葉さんに話した。
雄「『不破の総大将、不破彩葉は天女の如き美貌の持ち主。氷柱のように光る髪を靡かせながら白刃の日本刀を扱う姿は氷の上を舞う精霊のよう。』」
 まさに、その通りだなぁ
俺が彩葉さんのほうを見て、そう思っていると今度は彩葉さんの周りによく分からない雰囲気を出していたが俺は、あまり触れないでおこう決めて、彩葉さんに話し掛けた。
雄「え〜っと・・・彩葉さん?大丈夫?」
俺がそう聞くと、彩葉さんは「うん。大丈夫。」と当たり障りのない返事をした。
 本当に大丈夫なのか?
雄「そうですか、それならよかっ「彩葉、先ほど伝令が飛んできた。武田軍が彩葉に会いたいといってるらしい。」
俺が、彩葉さんにそう言おうと思って口を開いたら、それを遮ってあのわけの分からない男が彩葉さんに話しかけてきた。
 っ何なんだ!?あいついったい?
それにしても武田軍が彩葉さんに何の用なんだ?
俺がそんなことを考えていると、彩葉さんは
彩「OK・・・いえ、分かりました。もう屋敷は見えるところまできていますし、会いましょう。」
そう言って、あの男に何かを言っていた。

つづく・・・