二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.34 )
- 日時: 2010/04/06 14:41
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
第六話〜最北端制圧戦〜
やっと最北端について気合がかなり高まる。
もちろん俺は先陣の為、本気モードになっているのだ。
少し彩葉は後ろに下がっていたが気にしない。
最北端に来る前に、俺と彩葉の武器を婆沙羅屋で買ったのだ。
少し痛んでいたから調度よかった。
彩葉は今、少し「かばん」と言う物の中を見て少し苦笑している。
彩葉が見ている「かばん」と言う物は何が入っているのかが少し気になったが、その内教えてくれると信じ見なかった。
俺は彩葉に声をかけた。
燕「彩葉、用意はできているか?」
彩葉は俺に向いて微笑み言う。
彩「ええ、いつでもいけるわ」
この言葉に感心して、凄い余裕だな、と彩葉に言った。
だが少し、冷や汗が見えたのは何故だろうか・・・;
彩葉は手刀で、俺は弓矢を構えて寒い雪山の中に入る。
…寒い……!!!———。
正直言って俺は三つの属性を持っているが、すべて氷属性じゃないので寒い。
彩葉は寒くないのか少し口笛を吹いていた。
そこに、異変に気が付いた農民たちが鍬を持ってやってきた。
かなりの地形が知っていないとスムーズには進めないはずだが、さすがはここら辺に住む農民だ。
俺は攻撃態勢に入る。
彩葉は少しペースが遅い。
仕方がないな……———。
彩葉が来るまでに、俺は技を繰り出す。
燕「俺は日ノ本の者だろうが関係ない」
一瞬の速さで農民を気絶させた。
まぁ、本当は殺したかったけど彩葉と約束したからな。
彩「終わったの?」
聞いてきた彩葉に俺はああ、と言ってにやりと笑った。
彩「では一気に突破しましょう」
俺は彩葉に了解!と言葉を返し一気に進んだ。
俺は自分の矢(矢じりはつぶしてある)を放つ。
それから運よく逃げれた農民は、彩葉の手刀によって気絶した。
俺は少し暴走しながら、ズガズガと進む。
そこに農民達が「い・つ・きちゃぁぁぁぁぁぁん!」と言う野太い声で言ったのが聞こえた。
見てみると、どう見ても子供が振り回せるはずの無い木槌を持ち上げて、声援を受けるその子供がいた。
あれが、ここの大将か………!!———。
その子供…もといいつきと言う女の子は、俺達の前に立ちふさがる。
い「おら達から米さ奪う気か!?」
俺は少しイラッと来た。
この餓鬼…米が欲しい訳ねぇだろ…!———。
俺は目線で彩葉に合図するが、彩葉は目線で駄目と言った。
俺は彩葉の部下である為、彩葉の後ろに下がった。
彩葉はいつきに向かって微笑みなるべく温厚に話し掛ける。
彩「私たちは貴方から米を奪う気は無いわ、そして大将首にも興味は無いの、貴女はこの一揆衆の大将ね?少しお話がしたいのだけれどいいかしら?」
するといつきは大きく見開き、おらに話だべか?と言った。
彩葉はいつきに挨拶をするが、俺はこんな餓鬼に挨拶するなど気に食わない。
彩「そうよ、私は彩葉、後ろの男子(おのこ)は燕と申します」
い「おらはいつき、・・・ッ、おめぇ達、おら達が油断した所を叩くつもりだべか!?ひっかかんねぇべ!?」
いつきは彩葉に対して怒り出した。
その手にきつく木槌を握ってこちらを睨みつけてくるが、俺にとってはまだまだお子チャマの兎に睨みつけられた程度だ。
俺達に睨みつけるなよな…餓鬼が…———。
俺は呆れたようにため息をつき、毒舌を吐いた。
燕「この地を修めてんのは伊達だろ?こうも民を疑心暗鬼にさせんなんて情けねぇな」
彩「いえ・・・きっと、ひっt・・・伊達はうまくやっているのだと思います、まだ子供だから頭が足りていないと言うだけで・・・」
彩葉は少しフォローっぽく言うが、この時代の言い方知らないのか?
多分、彩葉は言葉力の力が足りないな。
まぁ……まず…———。
俺は弓矢を構えて、彩葉に言う。
燕「彩葉!雑魚は任せた!」
そして俺はそのまま、いつきに向かって走る。
彩葉は行き成りの事に慌てて叫んできた。
彩「つ、燕!殺してはいけません!そして重傷も負わせてはいけません!今後不利になりますからね!」
俺は大きな声で分かっている!と叫び返す。
絶対捕らえないといけない。
彩葉が言った、平和な国って言うモノの為に。
彩葉は、後ろで太腿にセットしてあった短刀を抜きいつものお決まりの台詞を言う。
彩「冷氷麗舞、不破彩葉、参る」
つづく…。