二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.66 )
日時: 2010/04/30 17:09
名前: こと (ID: lw8utIWg)
参照: http://名前戻したよ!

幸村視点やります!

第十二話〜疑問解明〜

幸「うおおおお!烈火あああ!」
某は猛然と霧崎燕という男に斬りかかる。
燕はなんとか距離を離そうとするが、某が何度も距離を詰めるので、無駄だった。
燕「ちッ。狙いが定まらねぇ…!」
某としても、少しむしゃくしゃする事がある。
なかなか燕に当たらないのだ。
幸「ちぃッ!」
何度も何度も槍を振るうが、全くかすりもしない。
その時。
幸(!消えた…!?)
燕が姿を消した様に思えた。
どこにいるか、周囲を見回すより先に…
燕「後ろだ」
背後から燕の声がしたと同時。
幸「ぐ…!?」
左腕に鋭い衝撃が走った。
某は燕との距離を離す。
と同時に、彼は弓矢を取り出し、矢を放つ。
燕「まんまと引っ掛ってくれるとはな。噛み付かれろ。この、狼に」
その後は矢を連射連射連射。
幸「くっ…!」
さっきまで明らかに有利だったのに、今はこちらが劣勢になった。
どういう事だ…?
さっきは一体、何で刺された…?
燕「納得がいかないという顔をしているな、紅蓮の鬼」
彼は攻撃しながら、淡々と続ける。
燕「クナイだ。瞬時に懐から出した」
幸「…!」
成る程。つまり、罠だったと言う訳か。
その後でも、矢は限りなく連射された。
幸(このままでは埒があかぬな…)
その時、某はある考えに辿り着いた。
あの女、不破彩華を何とかする。
そうだ。お館様を打ち負かした、あの女を何とかしなければ…!
某は燕との戦闘を止め、お館様と話している彩華に背後から、素早く近付く。
燕「彩華ッ!」
燕は叫んだが、そんな事は気にせず、槍の柄を、彩華の首にぶつけた。
彩華は倒れ、そのまま気絶した。

つづく…。