二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/29 15:17
- 名前: るりぃ (ID: X2wsDvW1)
ターフ>
おお!凄い!じゃあ第弐話かくね〜
まっこs>
はじめまして!大歓迎です!
忙しいなら身体に気をつけてくださいね〜
第弐話〜燕〜
彩「ごめんなさいね・・・貴方にこんな怪我をさせてしまって・・・」
そう言ってアタシは演技口調のまま頭をさげる、所謂土下座だ、あ、因みに此処は宿屋、(何故か沢山入っていた)巾着の中のお金を使って、一番安い宿屋に泊まっている、(何故安い宿屋なのかと言うとお金を無駄遣いしたくないからだ。嗚呼悲しき貧乏人の性、だけど燕は嬉しそうだった。)
アタシが頭を下げたままそんな事を考えていると頭上から慌てた燕の声が聞こえてきた。
燕「彩葉が頭を下げる必要はない!元はと言えば俺が悪いんだ!俺のせいだ!」
燕の言葉がとても優しかったのでアタシは頭を上げた、そして・・・燕を抱きしめていた。何してんだ自分!と、思ったけどやってしまった物はしょうがないので演技口調でもっともらしい言い訳を燕に言った。
彩「燕、有難う、ですがあまり自分を卑下しないで下さい、私が悲しくなります・・・、私は貴方の挑発を受けたのですから、お相こですよ。」
すると燕は何故か泣き出した。え!?これ、あたしのせい!?なんて心の中だけで焦っていると燕が泣きながらこういった。
燕「・・・俺は・・・いままで・・そんなに優しい言葉なんて掛けられなかった・・・なのに・・・なんでお前はそんなに・・・優しい言葉を・・・かけてくれるんだ?」
・・・ああ、そういうことか・・・燕はいままで誰かに優しい言葉を掛けられた事が無いんだ・・・燕が悲しい思いをしてきたのならアタシはそれを包み込んであげられるくらいに、優しい言葉を掛けて、抱きしめてあげよう。
彩「・・・それは勿論、貴方が大切だからです、まだ出会って間もないのにと思うかもしれませんが、貴方のように美しい者が壊れていくのを見過ごす事が出来ないのです、・・・変ですよね?」
アタシは気が付けばナンパ男も吃驚な歯の浮くような台詞を口走っていた、だけど最後に流石にやりすぎたと思って、変ですよね?と付け加えた、だけど燕は・・・
燕「変じゃない!彩葉のことを変だなんていう奴は俺が殺してやる!俺に生まれて初めて綺麗って言ってくれた!・・・有難う!」
そう言って変だということを全力で否定すると思いっきり声をあげて泣き出した。アタシはそんな燕が泣きつかれて眠るまで抱きしめてあげた。そうして燕が眠ったであろう頃に燕に向かってこういった。
彩「燕?聞こえていないかもしれませんが、貴方はもう、1人ではありませんよ?」
その時、燕が微笑んだように見えたのは、アタシの目の錯覚かもしれない。
つづく・・・
おまけ↓
さ〜て、アタシも寝よっと!そう思ってアタシは燕から離れようとした、でも・・・
彩「離れない!?」
もう面倒くさいのでそのまま燕と一緒に寝る事にした。
・・・次の日、
燕「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
燕の大絶叫でアタシは目がさめた。
おまけEND
燕が大絶叫したわけは、起きたら彩葉の顔が近くにあったから、しかも寝巻きが肌蹴ている状態で。
・・・お粗末さまでした!