二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターSPECIAL 空色魔法 ( No.10 )
日時: 2010/04/13 23:02
名前: あず ◆zpt.jBXg9s (ID: 5iKNjYYF)

序章


≪……そして鳥は西(ジョウト)の方へ消えていった。引き続き、調査をお願いしたいの。頼むわね、……シルバー、それとミツキにも!!≫
「了解だよ」



とある草原。一人の<赤い髪の少年>は、とある人物……ブルーとポケギアを通じて電話をしていた。
……ブルーは、図鑑所有者のレッド、グリーン、そしてイエローと共に、とある事件を解決したばかりだった。

その赤い髪の少年は、上を向き、木の枝……正しく言えば、<木の枝に座っている少女>を見た。

「目的地は分かったの?」
「ああ。西の方……<ジョウト地方>だ。姉さんは<あの鳥>らしきものを見たって言うんだ」
「なるほどねぇ……」

その木の枝に立ち、ジャンプをして綺麗に着地した。
それと共に腰についているモンスターボールを手に取る。
同じくシルバーも、ひとつのモンスターボールを手に取った。



「私達の新しい旅が始まるんだよね……<シルバー>」
「ああ……俺達の旅がこれから始まるんだ、<ミツキ>」



二人は「うん」と顔を合わせて言うと、モンスターボールからそれぞれのポケモンを出し、その場から西……ジョウト地方へと旅立った。