二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 牧場物語andどうぶつの森(オリキャラ求ム!) ( No.11 )
日時: 2010/04/18 08:53
名前: シュート ◆ujk.PWebVo (ID: gWkqmuUW)

風のバザールは大混乱?! の話 (後編1)

「ふわぁ〜あ……眠たいな……」

ライはあくびをした。
しかし、シュートにこれ以上負担をかけるわけにはいかない。
ライは自分の店に一度戻った。
しかし、店番していたのは?

「あ、ライさーん。こっちです!」

ライにとっては見慣れた人だった。

「トキワさん! どうしたの?」

「シュートさんから頼まれて店番を任せられたんです」

「じゃあ、もうちょっと頼まれてくれないかな?」

「いいですよ! おまかせ!」

と、言うなり、店番に集中した。
ライは安心して眠りについた。



シュートは相変わらずブラブラしていた。
そこで、

「おう! シュートじゃねえか」

男のような口調に男よりすこし高い声。
シュートは彼女と判断した。

「ルク! あんたも店だしていたのか?」

「おう! 大繁盛だぜ!」

しかし、ルクは肩をすくめた。

「もっとも、あの帽子を六万円で買ってくれた奴のおかげだがな」

「え? どんな服装だ?」

「薄汚かったな。金持ちとはいえない服装だったけど六万円を安いっていったぐらいだからなあ」

シュートは真っ先にライを思い浮かべた。
そして、彼の容姿を思い出す。
そして判断した。

あいつ
ライ だな。

「なあ、なんか買ってくか?」

「お、なに売ってるんだ? お! かっきー! これ買うぜ!」

商品を見た後、目を上げると……。
トキワがなぜかいた。

「って!」

「え?!」

突然の事にあ然とする両者。
外から声がする。

「な、なぜこの店に?!」

「あれ? ここは?」

「きゃー! どうなってるの!?」

「店番が入れ替わった!」

バザールは混乱に陥った。

「何があったんだ?」

「し、知りません!」

しかし、この事件の張本人は意外な人物だった。





ライは見知らぬ場所で目覚めた。
目の前には可愛い少女が。

「誰……? ですか?」


つづく。