二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 牧場物語andどうぶつの森(オリキャラ求ム!) ( No.8 )
- 日時: 2010/04/17 23:37
- 名前: シュート ◆ujk.PWebVo (ID: gWkqmuUW)
風のバザールは大混乱?! の話(中編)
「うーん……いろいろあるな……」
シュートはたくさんある商品に迷っていた。
一応、シュートはぶらぶらしていた。
そのとき、お腹がなった。
「あらまあ……お腹が減ってるの? お客さん」
振り向くと、おばあさんが料理を並べたお店に座っていた。
「う……そういえば……そうだ」
「じゃあ、半額にしてあげるから食べていったらどう?」
「え!? いいのか?」
「じゃあ、これなんかどう?」
指差したのは金色のコーヒーだ。
「じゃあ、これに!」
と、パッと取ってごくごく飲んだ。
不思議な味だ。
疲れが取れていく。
「気に入りました? この金色ブレンドティーは?」
「ああ! 元気がでてきたぜ、で、何円?」
「だいたい二万円に……「ぶっ!」
おもわず噴き出してしまった。
「まあ、どうしたの?」
「い、いや……で、半額で一万円でいいか?」
「どうぞ」
「ありがと!」
バッと走り去っていった。
もうすぐ再開の時間だからだ。
そこで、シュートはライのことを思い出した。
ライの店に行ってみると、とんでもない広さに驚かされた。
たしかにシュートの店も、六つ商品を並べる事ができるが、ライの店は約二倍だ。
そこには、サラダやポテトフライ、刺身などが並んでいた。
「へえ……すげー……」
「おっ! シュートさん!」
ライが手招きをする。
シュートが店に駆け寄る。
「調子は?」
「絶好調! 三十万いったよ!」
しばらくの沈黙が流れる。
「でさ、店番を頼めないかな」
「じゃあ、そのアルバイト代として、俺の売り上げの分け前を無くす事!」
「分かりましたよ、じゃあ、後は頼みますよ」
ライはいつものように風のバザールを満喫していた。
そこで、見慣れない店を見た。
かっこいい家具や見たことの無い服に帽子がある。
その店番は少女だった。
「いらっしゃーい。お、買ってく?」
まるで、男のようなしゃべり方だ。
ライは帽子を指差した。
普通の帽子なのだが、七色の羽がついている。
「じゃあ、これ、いくら?」
「あー、そりゃあ六万くらいだなぁ……」
「安くは?」
「あ〜それはまけられんなあ」
「いいよ、普通の値段で買うよ」
少女は驚いてライを見る。
ライは笑ってお金を払った。
その顔には余裕すら感じられた。
「安いものです」
と言って、去っていった。
少女はあ然としたまんま、
「すんげーな……」
と言った。
続く……。