二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *VOCALOIDのお話* ( No.119 )
日時: 2010/07/05 19:50
名前: 黒蝶 (ID: 5oH7j2fh)

3粒:私が教えて貰うコトは、何?

私は此処で何を学べばいいのでしょう。
あれから毎日、私はただただ普通のことをおしえて貰いました。
いただきます。とかごちそうさま。とかとか。
正直どうでもいいことばかりを。
・・・自立しても、いいですか?
別に私、自立ぐらいできます。
けど、独り暮らしをしてミクちゃんやリンちゃん達に迷惑をかけるのはすっっっっっっっごい嫌なんです。
私、どうしたらいいんでしょう。

「ユキちゃ〜ん♪」

来ましたバカマスター。
この人、カイト並にバカなんですけど。
ああ、この人の何が良くて採用したんだろう。
あ、良いのは私の“器”か。
私が良い訳じゃないんです。
私は“創られた”ボーカロイド。
私の意思でこうなった訳じゃないから。

「今日は何して遊ぼうか?」

遊びたくないです。
家でトロンボーン吹いていたいです。
私、近くの中学校に行ってるんですけど。
最近ミクちゃん達も行くよう説得しているのですが。
私はまだ実用化されていないボーカロイドですし、それに半ボーカロイドという半分人間な私ですから溶け込むのにはそうそう時間はかかりませんでした。
何が半分なのかはくわしく知りません。
もともと人間だったかも・・・!
いえ、冗談です。

「ねぇねぇ?聞いてる?」

聞きたくないです。
マスターのもとを去りたいです。
しかし、ミクちゃん達に心配されるのはすっっっっっっっっっっっっっっっっっごい嫌です。
ということなので。
私はマスターから教えて貰うのではなく。
この休日を存分に使って。
いろいろマスターに教えてみようと想います。