二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *VOCALOIDのお話* ( No.39 )
- 日時: 2010/06/13 10:49
- 名前: 黒蝶 (ID: tf6BDv4K)
5粒:頼り
私は出て行く前にコートを取って外に出た。コートを被って、フードを被って髪があまり見えないようにする。
そのまま私は走って走って。
とある1つの家についた。
ピンポーン
「はいはーい。」
ガチャリと扉が開いて出てきたのは髪が黒髪で腰までのロングストレートのお姉さん。
私を見ると何かを察してくれたように、私を中に入れてくれた。
私が入るとお姉さんは扉をしめて私の方に向き直った。
「ミクちゃん。どうしたの?マスターと喧嘩でもした?」
心配そうな顔で見てくる。
否定したい、私が悪いっていいたいのに、口が開くだけで何も出てこなかった。
柚奈姉の時もそうだった。
そのまま私達は靴を脱いで廊下を歩き出す。
「・・・言いたくないなら言わなくて良いよ?今、リンちゃんやレン君も来てるから」
そしてお姉さんはリビングの扉を開けた。
その中にはメイコ姉にリンちゃんレン君が居た。
そう、この家はメイコ姉が住んでいる家。
お姉さんは瑠美さん。17歳で現役高校生でモデルをしている。
しっかりとして仕事とか宿題とかでも後回しにするのが嫌いな人。
ただ、壊滅的に料理ができないし、メイコ姉もうまいわけじゃないから私や柚奈姉が差し入れや料理を作ったりしていた。
最近はがんばって作っているみたいだけど。
一人暮らしだったから両親は実家にいるみたい。
マスターの家は両親が海外で仕事してるからいないの。
というよりは等身大ボカロは両親などがいる家に赴くことは少ない。
「あら?ミク!元気にしてた?」
メイコ姉が声をかけてくれた。
最近私は此処に来てないからだと想う。
メイコ姉の顔をみるのは久しぶりで・・・
「ミク姉!今どこに住んでるの!?」
リンちゃんやレンくんに会うのはもっと久しぶり。
お店で居たとき以来、かな。
わいわいと賑やかでちょっと心も和んで来た。
とても幸せな一時。