二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:   空 【銀魂】 09話up!! ( No.233 )
日時: 2010/08/27 14:00
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

—特別番外編 皆さんのキャラにインタビュー(雅焔ちゃんver.)—


「で、何で私なの?私暇じゃないよ?」

何かすっげー悪いんだけど、今作者腹痛なのよ。
お願いだから!!

「仕方ないな…じゃあ、最初は誰?」

最初は…。


———————————


「インタビュアーのアリスです♪今回は嘉神 雅焔ちゃんにインタビューします♪」
「お菓子くれるんだよね?」
「勿論♪作者が自腹でね♪」
「なら良いよ」


「ってな訳で、雅焔には今日は敵味方関係無しで答えて貰うよ♪質問いーち!!雅焔は強いんですか!?」
「強い、なんて自分では言わないよ。僕はまだまだだと思うけど、真選組のみんなは上手いって言うね」


「ほほう♪じゃあ質問にーい!!雅焔は真選組の中で一番誰が好き!?」
「好きって感情はよく分からない…けど、みんな好きなのかも」
「みんな!?」
「うん。みんな」
「じゃあ誰か一人に搾るなら!?」
「…よく分からない。けど、多分山崎さんか総悟…優しくしてくれるから」


「へぇ…お菓子仲間として、質問さーん!!好きなお菓子は!?」
「チョコレート。あれは人類が生み出した神秘!!」
「わぁ、私と一緒♪チョコレート美味しいよね♪」
「他にも空腹感が満たされるガムも好き。●枝とかも。一番好きなのはやっぱりマカダミア●ナッツ」
「凄い凄い!!いきなりの饒舌♪●枝もマカダミアン●ッツも私は大好き♪」


「質問よーん!!私のことはどう思う?」
「けど、興味はある。何時か近い内に捕まえる。絶対に」
「捕まるのは御免だね…」


「質問ごーお!!雅焔は何故真選組になろうと思ったのですか!?」
「よく分からない。けど、何と無く…正義に憧れてたのかも」
「真選組は雅焔の考える正義、だったってこと?」
「そういうこと」


「質問ろーく!!雅焔の憧れの人は!?」
「憧れは比遊さんと土方さんと山崎さん」
「何故その三人?」
「比遊さんはあの人柄に。土方さんはみんなを纏めるあの力に。山崎さんは影でみんなを支える所に」


「成程♪質問ばっかしてごめんね!!」
「いや、別に」
「ありがとう!!では、雅焔ちゃんへの質問は終了です♪」


 10話 ホラーマンってあだ名の友達がいる


「つか、アリスちゃん!?明らかにそいつ助ける為だけのレンジャーだよなテメェ等!!…ん?待てよ、アリス…?」

「問答無用だな多串君」

「貴様は俺のアリスちゃんを誘拐した。その罪…其の身を持って償え!!全員突撃!!」


璃李奈の命令により、次々と怜緒やら神楽やらが入って行く。
唯は待機だが。

其れにしても、おかしい。
明らかにおかしい。
アリスの気配が無い。

目の前に迫って来た多串君の一太刀を危なっかしく避ける。
どうやら、一人一人が誰かと戦っているらしい。

無論、俺は多串君。
神楽は総悟君。
璃李奈は美人そうな姉ちゃんと。
怜緒は雅焔、と前に名乗っていた奴と。
忘れてたが、新八は山崎と。


「テメェ等はアリス、って奴を探してるのか!?」

「あぁ!!璃李奈がヤケに張り切りながらな!!」


多串君が、口角を上げてニマリと笑った。

何が可笑しい!?


「今頃アリス、って奴は骸かも知れないぜ」

「骸!?まさかの六● 骸か!?いくら何でも銀魂の世界でREBO●N!の話は止めろよ、多串君」

「テメェが止めろよオォオオォオ!!つか、何!?まさかの苛めかテメェ!!REBOR●!じゃねぇよ!!」


さすが多串君。
ナイスツッコミ。
そしてナイスリアクション。


「まさか…」

「そう、そのまさかだよ。白骨化してたらどうするよ、テメェは」

「ホラー●ンか!?まさかの此処まで来てアン●ンマンネタか!?」

「いい加減にしろよオォオオォオ!!何故此処まで来てアン●ンマンネタなんだよ!!」


さすが多串君。
相変わらずツッコミにキレが増したね。
まさかアリスと一緒にいたせいで!?


「アンパ●マンネタなら全国で知れ渡ってっからだよ!!幼稚園児から、大人まで!!幅広い支持を得ているアニメの一つだ!!」

「ふざけてんなよオォオオォオ!!他にもあるだろ!!サザ●さんとか名探偵コ●ンとかワン●ースとか、ナ●トとか!!」

「●ルトは生憎だが大人はあまり知らない!!」

「マジどうでも良い!!どうでも良いから話聞いてマジで!!」


何か…むしろ多串君が可哀想な子に思えたよ。
どうしてだろう。


「あいつ等が、向かってる。夜兎族No.1や2を誇る奴等が。比遊をも倒す実力らしいが…あいつ等には勝てない。あいつ等の強さはむしろ異常だ。同じ夜兎族からさえも、疎まれた様なはぐれの存在。アリス、とやらが勝てる確率は無い」


多串君がニマリと笑った。
俺もニマリと笑う。

可笑しなことだ。
あいつは、何時までも戦わなければならないんだ。
“あの”種族である限り———。

断ち切れぬ、血族。


「多串君は分かってねぇな…あいつは負けない。絶対に」

「は?」

「負ける訳がない。負けた時は、あいつに死亡フラグでも立つ時ぐらいだろ」


死なない。
あいつは、負けない。


史上最強、そして最悪の天人の血を受け継いだ。
そして、最後の生き残り。


「あいつは、夜叉族なんだからよ」