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第一訓　平凡って意外と難しい！！

毎日毎日何もなく、ボンヤリと過ごしている。
コレが俺、五十嵐徹也の人生だ…今日も昨日も明日も何も変わることのない、つまらない人生。コレが15年続いている。
今日も普通に学校へ行って、放課後友達といつもと同じように遊ぶために自転車をとばして何時もの神社に集合する。
この神社というのが変わっていて、《洞爺湖》と書かれた木刀が崇められていて、いつも誰が供えているのか分からない『イチゴミルク』がある。
今日もその神社に向かって自転車をこいでいる。本当に何も変わらない…。いつもの曲がり角を曲がった瞬間、それは起こった…目の前に大型トラックが現れたのだもちろんそのまま俺はトラックに突っ込む。
(あれ？俺どうしたんだっけ？あれ？俺、死んじゃうのか？あれ？…なんだか…ねむ…い？)
そのまま俺の意識は遠のいた。