二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く 忍蝶編完結・第十九訓up! ( No.77 )
日時: 2010/11/21 16:07
名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)

第二十訓「秋はダイエットの季節でもある」

「ねむ・・・」

私は大あくびをすると呟いた。凛との戦いから早二ヶ月、季節はすっかり夏から秋になった。
あの後、凛の葬式に行ったり、蓮との交流はあったが
今は交流が無くなってしまった。

(まァ仕事でお世話になっただけだし、『友達』って
訳じゃないし・・・)

と一人で納得(?)すると万事屋に続く曲がり角を曲がった。
すると、その曲がり角で誰かとぶつかった。

「あ、ごめんなさい」

私はぺこりと頭を下げると、ぶつかった方も頭を下げた。すると、後ろから「待ちやがれィ!ツインテール女ァァァ!!」と誰かの叫び声がした。

(ん?この声、どっかで聞いたことがある・・・)

私は声のする方向を見た。そこには、第五訓で初登場した総悟とか言う男だ。私とぶつかった子は「ヤベッ」と言うと隠れる場所が無いか、辺りを見回した。

「あの、名前何て言うんですか?」

「え・・?二宮七香ですけど・・・・」

私の突然の質問に戸惑いながら答えてくれた。
私は七香ちゃんの手を掴むと、

「七香ちゃん。私の家、近くだから来なよ。真選組が諦めるまで匿ってあげる!!」

私は七香ちゃんの返事も聞かず、高々とジャンプすると、民家の屋根伝いを駆けて行った。