二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】曇空にも月は輝く キャラ人気投票中! ( No.90 )
日時: 2010/11/28 11:42
名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)

番外編「偶然(?)の出会い」——アリスさんより

「ギャァァァァァァァッ!!!!」

かぶき町に月奈の悲鳴が響き渡る。

「あんさん、逃げても無駄やで!!」

女の人の声と共にクナイが月奈の足元に落ちる。
何でこんな事になってるかって?そんな事知りません☆

「作者ァァァァァ!!!お前がこんな風に書いてるんだから説明しろやボケェェェ!!!お前の頭かち割るぞッ!!」

はいはい。じゃあ説明します。月奈はいつもの様に
散歩に出掛けました。すると、急に空からクナイが
飛んできて水色の髪の女の人が、

「ウチは彗っちゅーもんやな。あんさんを始末しに
来たわ」

って言って月奈は訳も分からず逃げてる訳♪

「で!?彗さん、何で私が殺されないといけないの!?」

月奈は悲鳴に近い声を上げて猛ダッシュで道を走る。

「やー、上の命令でな。しゃーないやろ?」

彗はニッコリ笑うと月奈の前に現れ、

「んじゃ。さよなら♪」

と笑顔で言うと五十本近いクナイを月奈に向けて放つ。月奈は刀を抜くとクナイを弾いた。

「大体、私が何したって言うのよ!?」

月奈は刀を鞘に納めると、走り出した。すると彗も
凄いスピードで月奈を追い駆けた。

「桜井月奈ァァァァ!!!ここでおさらばやッ!」

彗は月奈の隣に来ると短刀を取り出し、月奈に向けて振った。

プルルルル・・・・。

携帯の着信音と共に彗の動きがピタリと止まった。
「何や。いい所なのに・・・」とブツクサ文句を言いながら電話にでた。
そして数分後、電話を切ると月奈に苦笑いを向けた。

「あははは。ウチの仕事、あんさんを始末するんじゃなくて万事屋とか言う所に言って届け物以来する依頼
やったわ。ごめんなー」

「ハッ?」

彗の笑顔と言葉に月奈は愕然とした。

(へ?て言う事は、彗さんの勘違いで、その勘違いに私は振り回されて・・・)

月奈がグルグルと考えいる内に彗は「ホントゴメンな」と言うと、

「ま。何か世話になる事があると思うから、そん時は
よろしゅうな」

と言うと民家の屋根伝いを駆けて行った。

「何じゃそりゃァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

かぶき町に月奈の叫びが響き渡った。

                    〔終〕