二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 生物災害 -BIO HAZARD- ( No.6 )
- 日時: 2010/10/07 17:41
- 名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
- 参照: 原点にして、頂点。
ゾンビ
T-ウィルスに感染した人間のなれの果て。正式名称は活性死者という。
多少の外傷では活動を続けるが(たとえ腹部を破壊されたり下半身を切断されても、個体によっては活動し続ける)、頭部(特に脳)や脊髄組織などの中枢神経系を破壊された場合や、エネルギーとなる肉の供給が消費に追い付かない場合は生命活動を停止する[2]。この際は、他のゾンビの餌食となることもある。ただし、十分な食料を摂取し続けることができた場合はウイルスによる変異がさらに進行し、リッカーやサスペンデッドといったクリーチャーへと変貌することになる。集団で行動することが多いが、特に仲間意識等がある訳ではなく、ゾンビ同士の共食いも行われる。外見は生前の状態(年齢、性別、職業など)によって様々であるが、基本的には人間の死体そのものである。損傷が少ない場合は生前の面影が残っているため、正常な人間がゾンビ化した友人や家族への攻撃をためらうケースもある[3](ゲームの製作者自身も、ラクーンシティにゾンビがあふれかえった要因の一つとしている[4])。感染前の記憶は多少残っているようだが、T-ウィルスの副作用である知能の著しい低下により、自分と何らかの関係のある場所を徘徊する程度となっている。元々、ゾンビというものはT-ウィルス研究の副産物であり、大した存在ではなかったが、その爆発的な増殖率と奇異な生態から、ニコライ・ジノビエフのような監視員による観察対象ともなっている。
ゾンビ単体の能力は、元となった人間が持っていた身体能力に影響されるようである。特殊部隊員などのゾンビは、一般人のゾンビと比較すると耐久力や攻撃力に優れ、移動速度も速いことが多い。これは感染前に身体が鍛えられていたためであり、スポーツ選手などの個体にも当てはまる。また、墓場等のゾンビは当初より朽ち果てているため耐久力が低い。
先述の通り、中枢神経系が破壊された場合は生命活動を停止するため、頭部(より厳密には脳)を銃で撃ち抜く、鋭利な物で突き刺す、切断するなどが有効な攻撃手段とされる[5]。また、映画版では頭部を破壊する攻撃だけでなく、首の骨を折る、刃物で首を切りつけるなどの攻撃も有効だと描写されている。
なお、『1』に登場するファイルによると、T-ウィルス流出事故(実際はジェームス・マーカスによるバイオテロ)によって瞬時に大量のT-ウィルスを摂取した人間は肉体に過大な負担がかかるため、ゾンビ化する事無くそのまま即死する模様である。