二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.1 )
- 日時: 2010/10/29 21:41
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
世界は何度も闇に飲まれそうになったものの……光は無くなっていなかった。
一度はアンセムと名乗る謎の男により世界は滅びそうになったがキーブレードの勇者により止められた。
そして2度目のゼムナスが率いる十三機関と言う心を持たないノーバディと言う存在が世界を滅ぼそうとするものの…再びキーブレードの勇者とその仲間たちにより十三機関は倒された。
しかし、その後何らかの力により機関の全員は復活し、心を手に入れるためキングダムハーツを完成させるため動き出した。
誰も苦しめたり悲しませない様に…
それから数十年が立った——
「……完成だな」
十三機関が住んでいる、存在しなかった世界の城では長いテーブルに料理を作りを並べた青髪を長く伸ばした男ナンバー7のサイクスが満足げに呟いた。
「そろそろ皆さんを起こしに行きますか、サイクス」
「ああ、行くぞゼクシオン」
サイクスの隣では同じく朝食を作ったゼクシオンと呼ばれる男、もといナンバー6のゼクシオンが他の機関メンバーを起こしに行くため呼びかけるとサイクスが頷いた。
今や十三機関は16人と言う大家族になっていた。
家事担当とも言えるこの2人には毎朝やらねばならない事がある。
機関メンバーを起こしに行くことだ。
「ホントはめんどくさいんですよねぇ……本に閉じ込めて起こしたいところですが……(黒笑」
「………それだけは止めろ(汗」
ゼクシオンが黒さを解放しようとするのをサイクスは必死に止める。
彼が黒くなるのはそれほど恐ろしい事なのだ。
精神的な被害など、見ているこっちが哀しくなるような程なのだから
「それではまずは彼女を起こしに来ましょう」
「……そうだな」
ゼクシオンがそう言うとサイクスは軽く微笑み、とある部屋に向かった。
2人が廊下を歩いていると、ナンバー15と書かれた扉の前で止まった。
「……入るぞ」
サイクスがノックをし開けると、クローゼットや机の上に磨き油が置いてある。
「ん〜……ムニャムニャ……」
そして、その部屋の住人である少女はベットの上で気持ちよさそうに眠っていた。
「起きて下さい、リズ」
リズと呼ばれた少女をゼクシオンが持ち上げると、少女がうっすらと青い瞳を開けた。
「うんにゃー……?ゼクシオン?」
「はい、もう朝ですよ」
少女に朝だと教えると少女は起き上がる。
金髪と栗毛が混ざったツンツン頭でひよこっと立ち上がった。
「おはよっ!!」
彼女ことリズティクスト(通称リズ)が元気に挨拶をすると、サイクスたちは微笑んだ。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.2 )
- 日時: 2010/10/30 12:07
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
「んー、よく寝た☆」
リズが元気にそう言うと肩までしかない黒いコートに着替え、ベットを降りた。
「それでは、皆さんを起きしにいきますよリズ(黒笑」
「りょーかい、ゼク(黒笑」
するとゼクシオンが黒さを解放してしまい、リズも解放してしまった。
リズは機関で生まれ、機関メンバーに育てられた不思議な少女である。
そしてゼクシオンの悪(?)の教育により、黒さを身につけてしまったある意味哀しい子でもある。
ノーバディから生まれた闇の心を持たない、特別な子供であり、ノーバディ以上に不安定な存在でもあった。
余談だが、それに目を付けたヴィクセンが彼女で実験しようとしたが彼女の両親に半殺しを受けたそうな
目撃者踊る火の風によると、アレはもはやカオスだったそうだ。
「ラクシーヌ、起きてー」
リズたちが次に向かったのは女王ことラクシーヌの部屋だ。
彼女を起こすのにはワケがある。
「おはよー……今日もやらなきゃね♪」
ラクシーヌはリズたちを見たとたん、黒い笑みを浮かべながら付いていった。
次に向かうのは機関最強とも言える腹黒栗毛のところだ(殴)
「……スピー……」
「父さん……起きて!!」
栗毛ことロクサスの部屋に向かうと、リズはそう叫んだ。
すると、むくりと青い瞳を開け白い半そでがしわになっている。
「はよ……リズたちが来たって事はアレだな(超黒笑」
ロクサスは娘の姿を見て、一番黒い笑みを浮かべた。
実はロクサスはリズの父親であり、キーブレードの使い手でもある。
そしてかなり腹黒い。もしかしたらリズの黒さは遺伝なのかもしれない…
リズ・ロクサス・ラクシーヌ・ゼクシオンの4人が揃いし時、鬼神が降臨する……
その一例を今からご覧ください。
ナンバー9と書かれた部屋の前で四大腹黒機関の4人とママンは立ち止まった。
「…準備はいいですか?皆さん(黒笑」
「「「ОK(黒笑」」」
ゼクシオンがそう言うと、彼は己の武器の本レキシコンを出す。
そしてロクサスやラクシーヌもキーブレード2本とナイフを出す。
「……えい」
そしてリズも何か念じると手に光が集まり、キーブレードを呼び寄せた。
そして部屋に入ると、デミックスが爆睡していた。
『起きろォォォ!!!!!!』
「ん……ギャアアアアアアッ!!!!!!?」
4人はそう叫びながら魔法を発動させ、彼が苦手である雷属性の技、サンダガ決める。
そして、デミックス黒焦げになり起床
「はぁ……」
これを見て、ママンため息
こんな風に機関の朝は始まるのだった。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.3 )
- 日時: 2010/12/02 19:24
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu.gaym.jp/
先に、オリキャラ残り2人を紹介したいと思います。
名前:グラッセ
年齢:14歳
性別:男
武器:キーブレード(アクアレインダスト)
特徴:赤髪にツンツン頭の青い瞳の少年
リズの幼なじみであり正体は秘密
性格は心優しく友達思いで過去を気にしない強い一面を持ち、リズに惚れている
余談だがツッコミ役で黒くなると、彼が一番危険ならしい…
名前:ムーン
年齢:14歳
性別:男
武器:まだ本編を書いてないので彼は秘密です(オイッ!!byムーン)
特徴:紫髪を後でまとめた青い瞳の少年
リズとグラッセの親友でこちらも正体は秘密
性格は冷静だが好奇心旺盛で、複雑な誕生形跡であり両親の事をかなり恨んでいる
リズとグラッセの事が一番大切で、信頼している
作者「オリキャラ紹介、これで終了っ!!」
リズ「主人公のリズでーす!!ちなみに本編は上のURLから見れるのでぜひ見てください」
グラッセ「作者のアホっぷりと俺たちの活躍が見れるよ!!」
ムーン「俺はちょっと……」
作者「だー!!!ネタバレになりかねないからストップ!!(汗」
リズ「ハイハイ」
作者「この小説はリズが主人公なんだから、自覚もってこれからはやってよ!!」
グラッセ「それはわかってる、で作者」
作者「何でしょうか、グラッセ君?」
グラッセ「俺たちの紹介をしたのはいいが……俺たちの出番は何時だ?」
作者「……——未定……(聞こえるかと言うくらいの声でぼそりと」
ガッツンッ!!!!!!!!!(何かが殴った音)
グラッセ「ふざけるなァァァ!!!!!」
ムーン「お前、地獄を見せてやろうか……?(超低音」
作者「ちょ……い、嫌だ—————!!!!!(逃亡」
2人「「待てぇ——————ッ!!!!!(追いかける」」
リズ「ダメだこりゃ……それでは見てくださる方はよろしくお願いしまーす!!!」
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.4 )
- 日時: 2010/10/30 16:17
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu,gaym,jp/
それから10分後、ようやく全員が揃った。
…重傷者も含めて…
「フゥ〜♪毎朝の特訓は格別よね☆(黒笑」
「流石はリズです、気が合いますね♪(黒笑」
リズとゼクシオンが黒くなりながらさらっと恐ろしい事を言い、ほとんどの人が冷や汗をかく。
「……アクセルたち、大丈夫?」
リズの母親であり光のプリンセスのノーバディでもあるナミネは、ボロボロであるナンバー2、8,9,11を見ながら口を開いた。
「大丈夫なワケねぇだろ…俺はリズにフリーズとブリザガを喰らった…(泣」
「俺は全員にサンダガ……(泣」
「私はゼクシオンにファイガとメテオだ……(泣」
「俺はロクサスにマジックアワーってハナシだ…(泣」
「……お疲れ様です」
4人の感想(?)をもらい、ナミネはそれしか言えなかった。
「……サイクスぅ、ヴィクセンの姿が見当たらないのだが?」
「そう言えば…」
すると機関のリーダーであるゼムナスがナンバー4が居ない事に気が付き、サイクスもはっとする。
流石十三機関をまとめるだけはある。
腐ってもリーダーと言う事か…(腐ってもじゃないぃぃbyゼムナス)
「しょうがないなぁ……私が呼んでくるよ」
リズはため息をはきながら、マッドサイエンティストの実験室へと向かった。
「ヴィクセンー?入るよ?」
一応ノックはし、部屋に入るとヴィクセンはモニターと話をしていた。
「素晴らしい!!こんな機械が出来るとは……!!」
『まったくだ!!流石未来の私だ!!』
「えっ……」
モニターにはヴィクセンが移っておりこちらで話しているヴィクセンより若干若かった。
「おぉ!!リズか」
『ん?そちらの子は?』
するとヴィクセンたちが気付き、リズを呼んだ。
「えーと……もしかして過去のヴィクセン?」
『そのとおりだ!!そちらのお嬢さんは新たなメンバーかね?』
まさかとは思いつつ聞いて見ると、予感が的中してしまった。
「ヴィクセン……まさか過去と連絡を取れる機械でも作ったの……?」
「そうだが?」
リズは唖然としながらこっちのヴィクセンに聞くと、あっさりと頷いた。
「マジですか……?」
リズはもはや世の中何でもありすぎると頭を抱えた。
- Re: キングダムハーツ タイムトリップチルドレン!! ( No.5 )
- 日時: 2010/10/30 12:57
- 名前: リラ (ID: iAb5StCI)
- 参照: http://syousetu,gaym,jp/
「……とりあえず自己紹介しておきます、私はナンバー15リズティクスト」
「称号は『生れ落ちし光と闇』だ」
リズはため息をはきながら自己紹介をし、ヴィクセンが称号を教えた。
『ほぅ……リズティクストか……彼女は誰のノーバディなんだ?』
過去のヴィクセンがそれを聞くと、こちらのヴィクセンが目を輝かせる。
……何か、ややこしいな……
「聞いて驚きたまえっ!!彼女はロクサスとナミネの子供でノーバディから生まれた特殊な存在であるのだ!!!」
『何だとっ……!?ロクサスとナミネから……!!?」
すると過去のヴィクセンも目を輝かせる。
リズはノーバディであるロクサスとナミネから生まれた特殊な存在で、謎が多い存在でもある。
「フハハっ!!素晴らしい実験「マジックアワーァァァ!!!!!」のぎゃあああ!!?」
こっちのヴィクセンがマズイ方向に進んだので、リズはとっさにお得意である光の柱を出した。
「じょ、冗談だ!!そんな事したら私が消滅する!!(汗」
『す、済まない……」
過去のヴィクセンもリズのドス黒いオーラを感じ取ったのか、2人揃って謝罪する。
「まったく……どうしてこうも揃って現在と変わらないのかな」
リズが呆れながらキーブレードを消したとたん、異変は起きた。
「きゃあっ!!?」
いきなりモニターが光り、リズはその光に飲み込まれたからだ。
「リズっ!!?ぐああああああああっ!!!!!」
『未来の私とリズティクストっ!!ギャアアアアアっ!!!!!!?』
ヴィクセン同士が慌てるが時すでに遅し、2人も光に飲み込まれた。
「うぅ……うーん……」
リズは何か体が軽いなと思いつつ、起き上がる。
そして、近くでは何故かヴィクセンが驚愕して固まっていた。
「なっ……ななぁ!!?」
「どうしたのさヴィクセン…?そんなありえないものを見たような顔は?」
『リズっ!!!!!!?』
リズが首を傾げていると、モニターからヴィクセンの声がした。
そのヴィクセンは何故かこちらより老けているように見える。
『何故お前がそちらにっ!!?』
「はい?そちらって………え?」
ヴィクセンが驚きながらそんな事を言い、リズは思わず部屋の中を見る。
そう言えば先らより資料が少なく机や家具も違った。
「まさかっ………!!!!!?」
リズは青ざめながら、モニターのヴィクセンを見つめた。
『どうやら……過去の世界へとタイムスリップしてしまったようだな……』
ヴィクセンは頭を抑えながら真実を語り、リズは口をパクパクさせながら絶句し
「そんなもん知るかァァァ——————ッ!!!!!私過去に来ちゃったよォォォ!!!!!」