二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】小さな物語【春華様リク完成】 ( No.45 )
- 日時: 2011/01/06 20:56
- 名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)
Let’sオーガ2話^^
2話 チョコ作り!
「ワンちゃん、チョコ作ろ!」
「チョコ?」
ミストレが笑顔でチョコのレシピ本を見せてくる。
まだバレンタインには早いはずだけど・・・。
「ねぇいいでしょ?」
可愛い顔をして私の顔を上目ずかいで見てくる。
本当に男の子なのだろうか・・・。
「いいよ。誰に作るの?」
「え?バタップとエスカバとワンちゃん!」
「わ、私!?」
「うん!」
でも顔が恐ろしいよ。
殺人計画を立ててるような顔でミストレはレシピ本を見てた。
こいつ、絶対毒入れようとしてるよ・・・。
ミストレと調理室に向かうと、見慣れた人が居た。
「ば、バタップ!!」
「み、未樹!ミストレも!!」
「何しようとするの?もしかして、チョコ?」
「何で分かるんだよ!」
だって、明らか手に持ってる袋に板チョコがどっさり入ってるんだもん。
誰でも分かるよ。
「まぁいいや。早くつくろうよ〜♪」
ミストレは私の手を引っ張り、調理室に入った。
手際がいいミストレは簡単にチョコ作りを始めてた。
だがバタップは・・・
「バタップ!どうしてチョコが固まるのよ!!!」←(作者も体験しました)
「し、知らないよ!(汗)」
普通なら溶けるはずのチョコが何故か固まっているのだ。
ミストレはもうラッピングに進んでいた。
「バタップってお菓子作りとか出来ないの?勉強は1番なのに^^」
ミストレは態度をでかくしてバタップを見る。
今のバタップが何故か、か弱い小動物に見える。
これは幻覚だ。
きっと寝不足だよ・・・。
「もう!バタップ貸して!」
「お、おう・・・。」
バタップから鍋を奪い、チョコを溶かす。
何とか溶けたチョコ。
バタップ、色んな意味で天才だよ・・・。
「「「出来たーーー!!!」」」
後はエスカバに渡すだけ。
でも、ミストレのチョコの臭いが何か、異臭・・・。
大丈夫かな・・・^^;
「エスカバ、チョコ作ってやったぞ!」
天使のような笑顔でミストレは異臭のするチョコをエスカバに渡す。
幸運を祈るよ、エスカ・バメル。
「何か異臭が・・・いただきます。」
異臭のするチョコを食べたエスカバは真っ青な顔をして倒れてしまった。
「「エスカバ!!」」
バタップと私が心配をするが、ミストレは悪魔のような笑顔を見せる。
チョコ作り手伝わなければよかった・・・。
「実験成功!」
「ミストレ、何を入れたんだ!?(汗)」
お馬鹿なバタップ珍しく真剣な顔をしてミストレに聞く。
「最近授業で習った毒薬さ。大丈夫、死なないよ^^」
悪魔だ・・・天使を装った悪魔だ!!
こうしてエスカバは意識を取り戻し、ミストレの使った毒薬は王牙学園で使用禁止となりました。
2話終わり
長い・・・。