二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 異世界の危機 〜イナGOネタばれゲット!〜 ( No.154 )
日時: 2011/05/04 16:51
名前: 桜花火 (ID: /HyWNmZ0)
参照: イナイレの特集見た人、挙手お願いします!www

43 炎と氷と…

夏「いい加減にしなさい!お前の復讐のために何人のも命がなくなったのよ!?」
春「そんなの、知らない、ウォーターアロー!!」

春奈が手を天空に向けて挙げると
空から光る無数の透明の矢がシャワーのように降ってきた

茜「なっちゃん!」
夏「チッ、消えろ!」

夏未が剣を振り上げる
そして、矢は蒸発するかのように消えてしまった
それでも、春奈は余裕の表情を崩さない

春「まだまだ、準備運動よ!ウォーターアロー!」

次は真正面から直接矢を撃ってくる
それを避けようと夏未は移動する
だがその移動さきには



—修也がいた

修「俺たちがいることを忘れられちゃ困るんだよ!」
冬『夏未!!』
夏「なめないで!」

修也が剣を振り下すと同時に、夏未は翻り、その反動を利用し、剣を受け止める
剣と剣がぶつかり合い、金属音が響き、火花が散る

春「修也ばっかり見てると、死んじゃうよ?水よ、すべてを貫く矛となれ!アクアソード!」

水はいくつもの鋭い剣の形になり、夏未に襲い掛かった

晴「一対二ってのはずるいんじゃねぇの?」
風介「まったくだ…」

風介と晴矢は腰に巻きついてある小さなナイフを投げ飛ばした
剣となり、夏未に襲い掛かった水は儚く消え、炎と氷の餌食となった

春「あ〜らら、また止められちゃった」
アツヤ「ずいぶんと余裕のようだな、春奈さんよ」
春「雑魚共を相手にするのに、本気になる必要があるの?」

春奈がまたもお得意のスマイルで、アツヤを見つめる
様子を見ていたリュウジと茜も出てきた

リ「あっ、今の言葉、俺も少しムカついたかな?」
茜「私は少しだけじゃないなぁ〜」

ベンチにいた茜、リュウジ、アツヤも風介と晴矢と同じ場所に立つ、まるで円堂たちを守る壁のように
それを、『冬花』は涙目で見つめていた

冬『皆…』
茜「姫、貴女はここで円堂くんたちの傷を治してあげてください……ここからは私たち全員がフォローします」
修「人数が増えればいいって、話じゃねぇんだよ!」

修也が夏未を振りほどくと、アツヤたちの方へ向かった
アツヤたちは身に着けている武器を手のうちに握りしめる

茜「雷よ、叫べ!」

突如、修也の頭上に大きな黒い雲が現れた
そして、黄色に光ると同時に、勢いよく落ちてきた

修「小賢しい真似を……俺の炎には敵わない」

修也は剣を持っている方の手を挙げ、雷をまともに食らった
そして、灰色の煙が彼を包み込んだ

アツヤ「あいつ、馬鹿か!?」

やがて、霧が薄くなると、姿を現した

修「馬鹿?それは誰のことだ?」

修也が黒煙の中から、無傷で現れた

茜「私の雷をまともに食らって無傷!?」
修「当たり前だろ?俺にはこれがついている」

修也が胸元にあるネックレスを取り出した
それは紫色に怪しく光る石
—エイリア石があった

円「えい、り、あ石…」
修「こいつはすごいよ…触れた瞬間に体の底から力が湧いてくるのがわかる…」
円「力を求めて、そんなものに手に入れた物なんかに価値なんてない!!」
修「フン、お前もいつかわかるよ…この石の強さがな…」
アツヤ「ほざいてろ!」

いつの間にか、アツヤが修也の背後にまわっていた
短剣を突き刺すが、その動きも片手で止められる

アツヤ「っ…!!」
修「失せろ!」

修也がアツヤの腹をめがけて、思いっきり蹴とばした
飛ばされたアツヤは、地面に叩きつけらる
蹴とばした時に、修也は足に炎の魔力をためていたため、アツヤの腹は焼けるように痛い
それでも、立ち上がろうとした

吹「アツヤ!!」
晴「がら空きだ!」

晴矢と風介がナイフを投げた
炎と氷が交差をし、竜巻のように迫ってくる

風介・晴「ファイヤブリザード」

その場にいた、修也は一歩も動こうとしない
それどころか、笑っている
無数のナイフは修也を刺すことなく、彼の目の前ですべて地面に落ちた
秋が遠くから銃弾ですべて命中させたのだ

秋「……面白くない」
茜「秋っ!」
修「残念だったな、風介、晴矢」
晴「チッ!」

晴矢が殴りかかろうとした
すると秋は手元にある銃を晴矢と風介の足をめがけて銃弾を発射させる