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プロローグ

バニラ「ここってどこだろう…」

私は初めてのとこをあるいてる。
もしかしたら、初めてじゃないかも。

バニラ「あ」

不思議な家〜、いや、家というか塔だ。

バニラ「はいってみよ」

キィィィー

扉を開けたときにへんな音が聞こえた。

？「あなたは魔法使いになるためにきたんですね」

バニラ「いいえ、ちがいます」

？「な、る、た、め、で、す、よ、ね？」

バニラ「ははは、はいー」

？「よろしい、では…。
名前は？誕生日は？どこの魔法学校にはいりたい？性別は何？あなたは寝ぐせがついたことがありますか？」

バニラ「名前はバニラ、誕生日はわかりません。
えっと、にじいろ魔法学校にはいりたいです。
性別は女です。
最後は…あたりまえであります」

？「いいでしょう、では前にすすみなさい」

バニラ「は、はい」

キィィィー

扉を開けるたびにへんな音だ。
そして、私は魔法使いになるためにすすむ。

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