二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース【*CP9雑用ほのぼの物語*】 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/29 20:08
- 名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)
第一話【コレこそがCP9の日常。】
「朝六時半まで10,9,8,7,6,5、4,3,2,1、」
ジリリリリリリリリ!!目覚まし時計が二十個同時になる。
二個はカクさん一個はクマドリさん三個は長官。
六個がジャブラさんで八個がルッチさん。
ちなみに私は体内時計。
カクさんとカリファさんは自分で起きてくれるので助かる。
ダッシュで全員の部屋に行き全ての目覚ましを切る。
それでも起きないのがジャブラさんとルッチさん。
ジャブラさんはたたき起こす事が出来るがルッチさんにそんな事したら殺される事間違い無し。だからいつもこうする。
「ルッチさん。起きないと朝ごはん抜きですよ?」
魔法の呪文。
「・・・。」
どこから取り出したのか、一㌔はある石を私の肩に向かって投げてきた。
「痛っタァ!やべ絶対折れた!脱臼した!脱臼した!肩痛ってぇ!」
「大げさな。」
「人がせっかく起こしてあげてるんですよ!!!!」
「お前はおれの母親か。」
「失礼しちゃいますね!ピチピチの20歳ですよ!」
「そうは見えないほど童顔だな。」
「せめて若いと言ってください。」
文句を言いながらカーテンを開け、朝食を用意する。
お茶を沸かしてルッチさんの部屋の掃除を開始する。
ルッチさんの部屋はあまり汚れていない。せめて言わせてもらえるならワインのボトルを床に投げ捨てないでほしい。
「ジュライ。」
「はい?」
「今日は町に買い物でも行こう。」
「行ってらっしゃい。」
「お前も一緒にだ。」
「え〜また荷物持ちですか?」
「・・・・。今日はお前の買い物に付き合おう。」
ん?今のは幻聴か?疲れた私が欲望の末に生み出した幻聴か?
「ルッチさん・・・今、なんて言いました?」
「今日はお前の買い物に付き合おうと言ったんだ。」
「マジですか!?いいんですか!?なんか悪いものでも食べました!?」
殴られた。
「失礼なヤツだな。今の発言を取り消そうか?」
「はい!すいません!いつ行くんですか!?」
「今から。」
「え、でもまだ掃除が残っていて・・・。」
「ほっておけ。」
いつもそのそうな声をかけてほしいものだ。まぁ掃除をほっておけと言われて素直にはいというわけにはいかないが・・・。
「はい!」
私は勢いよく「はい!」と返事をしてしまった。
「なんじゃ?二人で買い物か?」
カクさんが窓から除いていた。
「たのしそうね。」
カリファも。
「俺も行きてぇなぁ?」
ジャブラさんも。
「よよい!ま〜ちにぃ「チャパパも行きたい!」
フクロウとクマドリも。
「・・・お前ら。」
「いいじゃないですか。みんなで行きましょう!」
なぜかルッチさんは嫌そうな顔をした。
「なんでそんな嫌そうな顔するんですか・・・。そっか!ルッチさんは友達少ないから人と行動するのに慣れてないんですね!」
殴られた。
「痛っ〜〜!!何すんですか!こんなことするから友達・・・ブファッ!」
本日三回目。殴られた。
「まったく。私の可愛いジュライにセクハラしないでちょうだい。」
「だれがカリファさんのですか。」
「そうじゃカリファ!ジュライはわしのものじゃ!」
「いやちがいます。」
「まぁ〜てぇ・・・「俺の下僕だ。」
クマドリを押し切ってルッチさんが声をあげた。
「私はモノじゃないんですから!」
「お前をここに住ませてやってるんだ。」
「雑用を押しつけているの間違いでしょう。」
「そうよ。ジュライは私に会うためにここに居るのよ。」
「わざわざカリファさんにフリフリドレスを着せられるために居るんだったら私はどんな趣味の持ち主ですか。」
「そうじゃ!ジュライはわしのキリマンジャロを受けるために居るんじゃ!」
「ツッコミようがありません。死にます。」
ジュライはCP9の人気者。
「私、給料使ってないから結構溜まってるんですよねぇ。ようやく使える!!!」
「私も一緒にショッピングしようかしら。」
「ウォーターセブン行きたいっ!久しぶりにアイスバーグさんとパウリーさんにも会いたいし♪」
アイスバーグとはウォーターセブンの市町。
パウリーは・・・・変態。((誰が変態だ!!))←パウリー
「今から十分後にここへ集合。わかった?ジュライは私と一緒にお着替えしましょうね?」
「えっ・・・。」
「ジュライの服はわしが考えてやったぞ!」
「チャパパ!!」
「よよい!ジュ〜ラァ〜イはぁ〜「さっさと準備をしろ。」
こうして一時解散となった。