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第六話

「広すぎんだろこれ！？」

美香は絶叫をまたまた上げていた。

「うるさいよ。お姉ちゃん。迷惑」

「いや、私こんな広い学校生まれて初めて見たよ！？」

「あっそ。どうでもいいからいくよ」」

「ていうか綾香キャラ変わってるし！！」

「これが本来の私なのよ」

すたすたと歩きながら変な会話をくりひろげる女子小学生。

はっきり言って危ない。

通行人からじろじろと変な目で見られているのがいい証拠だ。

「ねえ、あなたたち、小学生？何でここにいるの？」

すると声をかけられた。

「はい？」

くるりと振り向くと雷門中の制服を着た少女がいた。

自分たちより年上だろう。

「えーとですね・・・」

美香は自分たちがどうしてここにきたのかを説明した。

「そっか。そういうことなら案内するわね」

にっこりと笑ってその人は答えてくれた。

す、すっごいいい人！！

「えーとあなた達名前は？私天波優良。一年よ」

「私志藤美香です」

「志藤綾香です」

「美香ちゃんに綾香ちゃんね。じゃあ行きましょうか」

「おーい、優良ー！」

すると優良を呼ぶ声が聞こえる。

「ねえねえ・・・あれ？その子たちは？」

「サッカー部に用があるんですって。こっちが美香ちゃんでこっちが綾香ちゃん」

「「よろしくお願いします」」

「うん！私水龍希望！よろしくね！」

「・・・で、用ってなに？」

「久遠監督が呼んでるから」

「わかった。じゃあ希望、この子たちをサッカー部に案内して」

「了解！それじゃあ２人とも、行こうか！」

「はい！」

「はーい！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＮＥＸＴ


はい。オリキャラ登場させました。

いつもよりちょっと短い・・・かな？

ていうか雷門メンツいつになったら出てくるんだｙ（殴