二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブンGO!!〜雷門ラプソディー〜【募集終了!】 ( No.52 )
日時: 2011/05/15 16:28
名前: 悠里 (ID: 8hgpVngW)

第九話

それから十分近くがたち、それぞれは0−0の同点のままだった。

美香と綾香は、息一つ切らさず、楽しそうにボールをおっていた。

そんな彼女たちに、それぞれは疑問を隠せずにはいられなかった。

今はボールは綾香に渡っている。

ドリブルで、またゴールへと運ぼうとしていた。

「よし!次こそ・・・!」

シュートを決めようとしたその時。

「!?」

綾香のボールを雷で奪い取ったようなものが見えた。

「へへっ決めさせないよ!」

いつのまにか自陣に戻っていたFW、雷神光輝だった。

光輝はそのまま奪ったボールを反対ゴールへと運んだ。

「・・・へえ」

やるじゃん、と一言のこし、綾香は自陣へと向かった。

光輝はどんどんとボールを運んでいった。

すると夢魔が立ちはだかった。

「させないよ・・・?」

「通させない・・・」

「玲!?夢魔!?」

すると2人は足を大きく振り下ろす。

「「ダブル・ハリケーン!!」」

「うわぁ!?」

光輝を中心に風が吹き荒れ、ボールだけが玲に運ばれる。

「甘いな」

不敵な笑みをうかべると、その瞬間。

「!!」

すっと影が玲の横を通り抜け、ボールを奪い去った。

「甘いのはそっちだ」

それは、拓人だった。

「拓人・・・!?」

その瞬間はまるでスローモーションだったかのようにはっきりしていた。

「光輝!」

そして光輝にわたると光輝の後ろに化身が現れた。

「雷神—ライトニング—!!」

それは太一の必殺技も通り抜け、ゴールへ入った。

「ゴール!!!神童率いるBチーム!ゴールしたぁぁぁ!!!」

どこからか解説が入った。

それはともかく。

「やっぱ雷門中・・・強いじゃん」

「そろそろ本気ださないとまずくない?お姉ちゃん」

「・・・そうだね」

その会話は、誰にも聞かれることなく、風に流されていった。

                            NEXT


ソード&華奈

ごめん!何か勝手に必殺技使わせて!

今更だけど玲って選手だよね?