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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO!!〜雷門ラプソディー〜【募集終了!】 ( No.54 )
- 日時: 2011/05/16 17:29
- 名前: 悠里 (ID: 8hgpVngW)
第十話
私を本気にしてくれたのは
君たちが始めてだよ。
前半が終わり、後半。
相変わらずBチームが勝っていた。
「綾香、アレ、やるよ」
ぴくり、と綾香の耳が動く。
「あれって・・・、いいの?お姉ちゃん」
「今だからこそ使うべきだわ」
「・・・、わかった」
ピーッ
後半戦が始まる。
まずは綾香が走り出した。
「行かせるか!!」
霧野さんのスライディングが襲い掛かる。
「まだまだですね」
ふわりととび、蘭丸のスライディングをかわす。
「!!」
「くっ!下がれ!」
拓人が指示を出す。
「遅いよ・・・」
にっと美香は底意地の悪そうな笑みをうかべる。
その瞬間、ものすごい突風とともに美香がかけあがる。
「!?」
「綾香!いくよ!」
「オーライ!!」
すると2人は天に向かってとんだ。
すると突風と音符が混ざり合って美香と綾香の周りに円のようなものをつくる。
下からは太陽がまぶしくて見えない。
すると2人は風と音符に囲まれたボールを同時に蹴った。
「「ハリケーンミュージック!!!」」
すさまじい速さでゴールへ襲い掛かる。
ゴールを守るのは月実。
「闇女神—ダーククイーン—!!」
そして月実は化身を出す、が。
「わああ!!」
化身さえも破り、ハリケーンミュージックはゴールへ突き刺さった。
「ゴォォォーーール!!!Aチーム、同点に追いつきましたぁぁ!!」
雷門イレブンは唖然としてそれを見て、
月実は信じられないようにボールを見た。
必殺技が伝説の化身を超えたのだ。
「化身に頼りっぱなしは駄目だと思うの」
「だから・・・必殺技も甘く見ない方がいいよ」
ふっと2人は笑い、それぞれポジションへ戻った。
「「(やっぱり油断は大敵だね!!)」」
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