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第十六話

それから色々と案内してもらって、最後の案内所は・・・

「知ってると思うが一応紹介しておくぞ。サッカー棟だ」

「相変わらず（無駄）にでかいねー」

「何回目？お姉ちゃん」

「さあ？」

ふっ。もうこんなつっこみは毎日されてるから慣れてるさ！

「それいばって言えることじゃないよね？」

「やっぱ読まれることも知ってるさ！」

「しｎ・・・」

「おい。これは一応小説だ」

「これ以上素を出すな」

「はーい」

すいません！読者の皆さま！話がそれてしまいまして！

「ん？神童たちに・・・あ、志藤たち！」

「あ、やっぱ千鶴さんかぁ・・・」

「久しぶりー！」

皆温かく歓迎してくれました。

ものっすごく嬉しいです！！

「でもなんでここにいるのー？」

希望さんが聞いてくる。

「案内だ」

「ふーん」

「・・・とまあこんな感じだがどうだった？」

「はい！来年迷いなくいけそうでよかったです！」

「ああ。来年お前が入るのを楽しみにしている」

「あーあ。何かお姉ちゃんばっかりいいなぁ・・・」

「綾香だって再来年入るじゃない」

「でもさぁ・・・」

お、綾香のこんな場面を見るのはどれくらいぶりだろう・・・

「あ、美香ちゃん。綾香ちゃん。ここにいたのねー」

たたたっと音無さんが走ってくる。

その横には久遠監督がいた。

なにやら大量の紙が抱え込まれていた。

「実はねー。皆にじゅうーーーような報告があるのー！」

音無さんはどこか上機嫌だ。

「どうしたんですか？」

「あのねー・・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＮＥＸＴ