ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

フェリ「ヴェー…今日は珍しく早起きできたなぁ…」

早起きしたとご満悦なフェリシアーノ君だが、もう朝の７時半を回っている。あんまり早起きとは言えない。

フェリ「にしてもすごいよなぁ…おとついまで雨が降ってたのに…もう晴れてる…」

—それはすごいと言えるのだろうか。

フェリ「こんないい日は、家で一人でパスタ作るのがもったいないなぁ…」

ヴェ…とため息をつくフェリシアーノ。そこに、今起きたロヴィーノも来た。

ロヴィ「…アントーニョ…」

まだ半分寝ぼけているようだ。

ロヴィ「お前の…せい…だぅ…」

ロヴィーノが、フェリシアーノの頭をぽこっと叩いた。

フェリ「何するんだよ兄ちゃん！」

こっちも、ロヴィーノが寝ぼけていることに気づいてないようだ。
フェリシアーノは、ロヴィーノの髪の毛（くるんとしてあるとこ）を
引っ張った。

ロヴィ「ちぎゃーーーー！！なにすんだこのPazzo！」
フェリ「兄ちゃんこそ何するんだよ！いきなり叩いて！」
ロヴィ「叩いてねえよ！っていうか何で引っ張ったんだよ！痛いだろ!」
フェリ「兄ちゃん寝ぼけてたじゃないか！覚えてないの？」
ロヴィ「うるさい！！お前なんか嫌いだ！！」
フェリ「えー！？なんでそうなるのー！？」
ロヴィ「だいたいな…—」

この兄弟、やはり仲が悪いようだ。