二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ中世風パロディ【今更だけど閲覧100突破】 ( No.31 )
- 日時: 2011/11/17 17:45
- 名前: 蒼石緑香 (ID: kI4KFa7C)
第十話 黒猫が鳴く真夜中で願った
そんな頃 カントーの城の城門前に三人の訪問者が来ていた
兵士達はまだ子供だった三人を見て、普通の人だと判断した
なので 帰ってもらおうとした
「キミ達、迷ったのか?」
「いえ・・・私達はここに用があります」
「うーん、でもちょっと入れないな」
兵士がそういった 直後
黒い髪の毛の少女がこう名乗った
「・・・私はプラチナ=ベルリッツ。ベルリッツ家から用があってここに来ました」
「ん、ベルリッツ・・・?」
ベルリッツという言葉を聞いて 兵士は少しだけ黙った
兵士はそうすると、ハッとして彼女を見た
兵士は慌てて、周りの城門の兵士達に三人を通すようにいった
話を聞いた他の兵士達は 城門を開き案内した
プラチナ=ベルリッツと名乗る少女と少年を二人連れて
彼女はどうやらレッドに 用があるらしく案内を頼まれた
兵士はレッドの所まで案内する事にしたが生憎とある兵士の部屋におり
少し待つ事になった 待っていると出てきたレッド達を見て兵士は
話しかけた 話を聞いたレッド、そして一緒に居たブルーは三人の所へ行った
三人が居るのは、客室で 客室まで少し急ぎ足で行った ガチャリと扉を開くと
そこには彼女達で、レッドは椅子に座って話を聞くことにした
「ええっと・・・君が、プラチナ=ベルリッツ?」
「はい。そして、二人は私のボディーガードです」
「ダイヤモンドです〜」「パールです」
「あのベルリッツ家が態々カントーに来るなんて・・・何かあるのかしら」
ベルリッツ家 それはシンオウの一流貴族
シンオウだけではなく、カントーなどにも名が通っているほどの名家だった
そのベルリッツ家が来るという事は早々無い 何かあったのだろう
「ベルリッツ家は代々伝わる200年の歴史を持った家系です」
「そう・・・ですね。」「高価な物や貴重な物を色々あります。」
「そこで、実は最近問題が発覚して・・・・」
パールという少年がそういうと
ダイヤモンドと名乗った少年がこういった
「土砂崩れが起きたんです〜」
「土砂崩れ!?」
「ここ最近、なんとも無かったのですが・・・不自然で、人工的な感じだったんです」
「じゃあ、誰かが崩した・・・って事?」「はい。そのおかげで埋まっていた高価な宝石なども出てきたんです」
「それで・・・?」
「それを盗む人が出てきたんです。それを高い値段で売っていたりしてて・・・」
「でも、なんであたし達に?」「貴方達しか頼りがいないのです」
「え・・・?」
「しかもイッシュでは巨大メカの破損、ジョウトでは遺跡の崩落、ホウエンでは森が燃やされていたりと・・・」
「えぇ!?なんで他の所も・・・・」
「最初は皆、カントーがやっているんじゃないかと会議などで言っていたそうなんですが・・・レッドさんのような人がこんな事はしないと思ったので・・・」
「俺もさすがに、そこまではやらないよ・・・一体誰が何のためにやっているんだ?」
「これが現場の写真です」
パールがゴソゴソと鞄から取り出したのは写真
ジョウトのは遺跡が崩れていて、神殿も崩壊状態
ホウエンのは枯れ木しかなく、動物達がほぼ居ない
シンオウのは綺麗な形をした山が土砂崩れで酷い形になっていて
イッシュのは爆発したと思われる研究所の跡などがあった
「重体が数千人、死亡数百人にも及ぶ災害です。」
「元々、遺跡や山や森は観光名所だったので・・・それで・・・」
「酷い・・・・・」
「私達は普通に旅に出ていたのですが・・・たまたま寄ったホウエンがきっかけで・・・」
「会議では結局どうなったの?」
「カントーの人々に手を貸してほしいとでもジョウトの人々は未だに信じてくれなくて・・・」
「そりゃあなぁ・・・・でも、とりあえず出来る事だけはやるよ」
「有難う御座います!」
そうするとギィといきなり扉が開いた
驚いて後ろを振り向くとそこに居たのはグリーンだった
「グリーン!まだ寝てろって・・・」
「こんな緊急事態の時に呑気に寝てられるか。」
「で、どうすればいいのかしら?」
「ジョウトから順番にと言いたい所ですが・・・ジョウトの人々は自分達でやると」
「じゃあ、まずはホウエンから・・・って、事ね。」
「はい。」
そうすると扉がバンッと開いた
そこに居たのはアクアやシェルだった
「話は聞いたよ!」
「うわぁっ、アクア!?しかもシェルやガーネットまで・・・」
「こんな大役任せられる事なんて滅多にないしねー♪」
「こんなに・・・有難う御座います!」
「いや、いいのよ・・・うちの所は生きの良い感じの奴等ばっかだから・・・」
「そうなんですか」「とにかくホウエンに行くんでしょ、そうすればレイルにも会えるし一石二鳥だよね」
「あぁ、たしかにな!」
「こんなたくさんの人に協力してもらえるなんて・・・」
「困った時はお互い様よ!さぁて、準備に取り掛かるわよー!」
「え、今から!?」
「あったりまえじゃない!」
「熱も下がったしな。」
「城は兵士達に任せておけばいいしね」
「そうだな!」
「よーし、準備準備ー。」
「シルバーやゴールドも呼ぶか?」
「私はパス。」
「あ、ガーネットパスね。りょーかい。」
「でも、いいのかな〜・・・」
「ブラック達も連れて行った方がいいかな」
「そうね、それの方が都合がいいわ」
「あ、グリーンはもう少し寝てろ。また再熱したら困るし」
「わかった、後でな」「OK」
なぜか結構大人数で行くことになった
そして それの元凶が
次はカントーを狙っていた
続.