二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: [銀魂]色彩は朱色を放つ ( No.5 )
日時: 2011/10/17 17:45
名前: 十六夜* (ID: pibIqQxN)






 一ノ回 「一話だよ全員集合!!」




「った!!」



いきなり尻餅つく私。
周りからの視線が痛いです。止めて下さい。



それにしても、ここは何処だろうか。
確か、姉の家に行こうとしたんだっけ。
なんか結婚祝いを持っていく為に…。



そんで新幹線乗って…
駅弁食べて、トイレ行って、寝て…。



あれぇ、思い出せない…こっから先が重要なのに。
何でだろう…。
 


まいいや、どうでもいいし。
とりあえず、ここは何処か聞くか。



「すいません、あの…」
「うっせぇバナナ!!」



誰がバナナだ!!
ってか、怖いわねあの人。
聞けそうにないや。



「やーい酢昆布おばけー!!」
「ぎゃははは、もっとやれーっ」



いぎゃぁあああああ!!
背中にドロ団子投げられたァァァ!!
あんのクソガキィィイィ!!
私の大事なパーカーに何をォォ!!



「だ、大丈夫アルカ!?」



あら、可愛らしい女の子。
私を心配してくれるなんて物好きねぇ。



「大丈夫、汚れただけだし」
「そーじゃなくて、足!!」



え、足ですか?
なんか怪我してたっけ…。



あらやだ、血出てるじゃないの。



「手当てしてやるから、ついてくるヨロシっ」
「え、あ、ありがとございまーす」



なんか手当てしてくれるって。
優しいね、この女の子。