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第一話　　　　−さぁ、行こうか。


「さぁ、行こうか。ないと。」

僕は、不運と呼ばれるポケモン。

ーアブソルを持っている。

「なぁ、お前は何処に行きたい？
　僕は、ヒウンシティかな？？
　ヒウンアイスが食いたいんだ。」

てこてこと歩いていると。

「Ｎが…。」

「此処に居るかしら？」

「どうかな…。」

「多分…。」

お兄ちゃんの名前が聞こえた。

「ねぇ。」

僕はひとりの男の子に話しかけた。

「Ｎ…知ってるの？」

「君は…？」

「Ｎのい…弟のシンクだよ。」

やばい。

妹と言うところだったｗｗ

「へぇ〜…似てるけど、君、女顔だね＾＾」

「よく言われますよー。」

サラっと流しておく。

「僕は、お兄ちゃんを探しているんです。」

僕は言った。

目の前に立ってる。

茶色の髪をした男の子に。