二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: .....常笑立海大!!!! 【テニプリ】 ( No.1 )
- 日時: 2011/11/20 20:25
- 名前: 庵 ◆CwbNjg5.YQ (ID: 3rAN7p/m)
「常勝常勝言うてる所があるんやてー」
「え?!常勝?!ちょっと待て待て!!常に勝ってどうなるんや?!」
【01話:常勝校に来ました】
「君が柿原ちかちゃんだね??」
男性がきちんと制服を着た少女に尋ねる。
しょーとへあの少女は笑い、大きくうなずいた。
「そーですそーです!!うちが柿原ちかです!!先生よろしゅう!!」
「あぁ、よろしく。さぁ、教室にいこうか」
……と言う事で行くで、教室!!
え??なんでいきなりうちのサイドになったんって??んなもんは知らんよ。
「柿原は運動が好きなのかな??」
「運動??そうですねぇ、好きか嫌いかって聞かれたら、好きいうと思いますわ」
「良い事だ。先生も運動は好きでね〜……」
な、なんや、ペラペラ喋り出したで??
あ、改めて自己紹介や。うちは柿原ちか。関西の四天宝寺中学校から転校してきたんや。よろしゅうな!!
こう見えてもテニスは強いんやで!!
「着いたよ、柿原」
「あ、ホンマに。なんや、先生の話聞いてたらあっちゅうまや」
「ははっ。嬉しい事を言ってくれるね。じゃあ、先生が呼んだら入ってくるんだよ??」
「はい!!」
なんやなんや、緊張してきたでー!!
友達100人つくるノリで行くでー!!うちはー!!
「柿原さん、入ってきてー」
お、呼ばれたわ!!
と言う事でうちは教室に入った。……なんや、めっちゃ視線感じるわぁ。痛い痛いー。
「はじめまして!!関西からきました、柿原ちか言います!!よろしゅう!!」
「はい、みんな拍手!!」
パチパチと拍手が起こった。
……よし、スタートはええ感じや!!このままぶっとばしていっくでぇーっ!!
「柿原さんは2年の新しい仲間だ。みんな、仲良くな!!」
「「はーい」」
何処の小学校の返事やねん。
ここ中学校やろ。もうちょいまともな挨拶せぇや。
「じゃあ柿原さんは……あぁ、あの子。幸村の隣。はい、幸村手をあげろ〜」
「はい」
あぁ、あの可愛い“女の子”のお隣やな!!にしてもめっちゃ可愛い子やん!!
……ってアカン。なんや、うち男みたいになってもうとる。落ちつけうち、とりあえず席につけ。
「隣、よろしゅうな。幸村さん」
「え??あ、あぁ。よろしく、柿原さん」
「にしても、幸村さんえらいべっぴんさんやなぁ。可愛い女の子ってええわぁ、ほんま」
とうちが言うた瞬間、何故かクラスの空気が重なった。
ちなみに何故か幸村さんも固まってしもとる。
……え??うち、なんか変な事言うてしもたんか?!
「あー……、柿原。幸村は“女子”じゃなくて、“男子”だからな」
「……え??ホンマに??」
「あぁ、ホンマだ」
先生関西弁下手や。
……の前にうちはとんでもない事をしてもうたーーー!!!
「あー、えと……ゆ、幸村君??ご、ごめんな??」
「イヤ、いいよ。気にしないで」
柔らかく笑う幸村君。……でも、なんや。
冷や汗がとまらへん?!
「よろしくね、柿原さん」
「よよよ、よろ、よろしゅう!!」
* * *
あとがき→
設定は幸村達2年です。
あのかなり格好良かった真田がいたころ。(←
微原作沿いの、幸村落ち目指して頑張ります!!
よろしくお願いします!!