二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 桃組プラス戦記 —鋼鬼の生まれ変わり— ( No.5 )
- 日時: 2012/01/07 12:43
- 名前: 水仙 (ID: prO3xdH6)
用語
愛譚学園(あいたんがくえん)
物語の舞台となる、愛譚市の中央の高台に建設された巨大学園都市。幼稚舎から大学院まであり、選び抜かれた生徒・教員関係者合わせて1万5000人のマンモス校。様々な学科の校舎や、広大な土地を収容し、なおかつテーマパークやデパートなどの娯楽施設や、生徒の寮までをも完備。各学科のための校舎や、農業地なども有しており、建設には政府すらも協力して数十年前から開発が行われ、16年前に完成となった名門校。様々な人間が在籍しており、数多くの歴史的な人物の生まれ変わりが在籍している。有名人なども在籍しているのだが、雑誌などの取材許可は一切下りず、侵入しようものならば、すぐさま排除が行われるという謎の学校。ただし、この学園内の一般生徒は2タイプの「生まれ変わり」の事を一斉認知していない。
この学園の生徒は皆順応性が高く、祐喜のクラスの生徒は祐喜の体質を個性だと認めており、彼に来るトラブルも難なくすり抜けている。そして自分達に害がなければ、どんな騒動でも楽しんでいる図太い神経の持ち主たちだ。
現在判明している学科
普通科
国文科
理数科
体育科
芸能科
工業科
家政科
農業科
商業科
音楽科…声楽科
社会科
国際科
専門知識修得科
民俗学伝承学科
帝王学科
芸術学科…漫画専攻
写真科
生まれ変わり(うまれかわり)
歴史的な著名人や、日本昔話などに出てくる登場人物やそのモデルとなった人、もしくは動物たちを前世に持つ人たちのこと。大まかに分けて2つあり、祐喜や椀野などは「人間組」と呼ばれ、咲羽・雪代・雅彦などの獣基と動物の血を引く者は「動物組」と呼ばれている。ちなみに桃太郎の祖父母のように性別が逆転して生まれた人のことは「男女逆転組」という。
この生まれ変わりについては一般の生徒は認識しておらず、覚醒までに時間がかかるという場合もある(祐喜はリミットまであと2年という時に覚醒)。
獣基(じゅうき)
生まれ変わりの「動物組」の中でも、主人を持ち、戦う力を有する者達のことを言う。それぞれの生まれ変わりを模した仮面の覚醒具をもち、幼少期から高い身体能力を持っている。何の動物かによって特出した力を持ち、例えば祐喜の獣基である雪代は「飛行形」、雅彦は「感覚形」と呼ばれる。
彼らは世襲制で、覚醒してからは全力で自分達の主を探し続けるが、ある代は見つけることができず、またある代は見つけても力が及ばずに、鬼の呪いで散ってしまうこともあった。その度に彼らは涙を流し、次の代こそはとより強い血を残すことに専念してきたという。
また、彼ら獣基たちの出生率は大変低く、通常はその家に一人生まれれば良いほうである。その例外が猿の家系とネズミの家系である。
覚醒具(かくせいぐ)
自分が生まれ変わりだと覚醒した時に、購買部の凪から購入する特別な品物。獣基達は仮面の形をした覚醒具で、生まれ変わりはそれぞれの前世に関連する覚醒具を持つ。なかでも高位の覚醒具は力の高さにより、核を具現化させることができる。祐喜の鬼美弾護も、高位の覚醒具の一つ。
獣基達は仮面を被ることで能力を発揮するが、生まれ変わりの覚醒具は能力発動時に形を変える(椀野の覚醒具は発動時には大きな針となる)。
鬼(おに)
桃太郎や一寸法師に出てきた鬼(正確にはそのモデル)のことで、赤鬼の紅や緑鬼の裏葉のこと。様々な色の鬼の生まれ変わりは、その世代に一人しか生まれないため、呪いをかけた鬼は他の誰かにも呪いをかけているということになる。また、彼ら鬼の呪いを解く方法は2種類あり、一つはその鬼ごとに決まった条件をクリアして、鬼に呪いを解くこと。もう一つは鬼自身を殺して呪いを解く事。
彼ら鬼には血のブロックというものがあり、仲間の鬼のことについての情報を提供することはできないようになっている。呪いを解いてほしい本人が気づくと、そのブロックが解かれて、漸く喋れるというものである。
生徒会
鬼の生まれ変わりが委員を務めている生徒会。生徒会室は一般在籍者、及び一般教員が立ち入りを禁じられている海(湖?)のど真ん中に聳え立っている塔。呪いを解いていない鬼達が集い、かつては紅・裏葉・宵藍・桔梗も所属していた。呪いを解除すると、生徒会からは除名となる。
集会の際には白を基調とした生徒会専用制服(バトル・ドレス)を着用している。
強化合宿(きょうかがっしゅく)
休みごとに行われる獣基・生まれ変わり限定の合宿。十二支の名前を持つ12の獣基一族が持ち回りで開催している。獣基と生まれ変わり別々に訓練を行い、生まれ変わり組は基礎中の基礎である「五感」の訓練を行う。2泊3日の合宿であり、最終日には合同訓練などが行われる。祐喜が初参加した時の最終日は「鬼ごっこ」が行われ、祐喜は「視覚」を覚醒させた。
パレード
雪代、咲羽、雅彦の3人が幼い頃から行っているもの。幼稚舎で習った「鬼のパンツ」の歌を毎日5時きっかりに歌って踊りながら行進し、鬼をおびき寄せるというもので、学園では時計代わりに浸透している。効き目はなかったと思われたが、自分のことだと勘違いしている裏葉にだけは効果があった(それでも3人に知られないように紅に止められていたが)。
現在は裏葉のクリア条件のため、「鬼のスーツ」という歌でパレードしている。
立体重量ドッヂボール
体育科名物の特殊なドッヂボール。使うのは普通のソフトボールなどではなくボウリングの球。体育科の人間は普通にこれを片手で投げ合い、取り、ぶつけ合っている。トラブル吸引体質の祐喜の教室に、このボールが飛んできたこともあり。