二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマ 【幻想で響くシャンソンは】 東方project ( No.4 )
日時: 2012/02/02 20:52
名前: ドロップ ◆8WWubVa7iM (ID: SSatGfsz)

『東方projectが稲妻入り』


—第一話—







「え?じゃあ、誰もこれに見覚えはないのか?」


部室内で、円堂は全員に聞くが、
「自分のだ」と証言する人は、誰一人いなかった。


「というかそれ、『東方project』ですよね!」

音無が、一人はしゃいだようにそういった。


「とーほーぷろじぇくと?」と、周りの人々は首をかしげる。


「ネット上で人気のゲームなんですよ!
 凄い弾幕ばかりで、もうしびれちゃう感じでしょうか?」


音無が、どんなに説明しても周りには伝わらない。


「…じゃあ、やってみましょう!
 私パソコン持ってるんで、この場所でも出来ますよ!」


そういって、音無はCDをパソコンに取り入れた。


「やりましょう、ったって…
 それ、誰のか分らないんだろう?」

と、風丸が普通に突っ込んだ。


「いいんですよ!ここに置いてあったんですし、
 やってください〜って、誰かがお願いしたかもしれないじゃないですか!」


そんな事は絶対ない、という周りの声は音無には聞こえないようだ。



「じゃあ、誰が一番最初にやります?」

「はいはい!俺俺!」

真っ先に手を挙げたのは円堂だ。


「このコントローラーで操作するんですよ」


音無は、円堂にコントローラーを渡した。


円堂は「STORY」を選択すると、
二人の少女の絵が現れた。


「なんだ?これ…」

「ああ、捜査キャラクターをお選んでください!」


名前は、『博麗 霊夢』と『霧雨 魔梨沙』と書かれてある。


「んー…どっちでもいいや」


と、円堂は『霧雨 魔梨沙』を選択した。





ー数分後ー



「ああああああああああああああ!
 何か来た、なんか弾出てきたぁああああああ!!」

「落ち着いてください、キャプテン!
 これは敵をショットで倒していくんです!」


パソコンの画面からは、妖精がたくさん現れ、光弾を放っている。


「え…ショットって…こうか?」


『スターダストレヴァリエ!!』


「ああああああああああああああああああああああああ!
 それはスペルカードです!
 スペルカードは数が決まられているので簡単に使っちゃだめなんです!!」


「すぺるかーど?」



そのどたばた光景をみて、風丸と豪炎寺と鬼道は呆れたように見ている。





ぴちゅーん!


「あぁぁ…!死んだ……!」




円堂、一面道中 リタイア。








「よし、じゃあ今度は俺がやってみるかな!」

と、風丸が意気込みを入れる。


「あ、風丸さんルールは…」


「大丈夫大丈夫!
 さっき見てたから!」


といって、風丸は『博麗 霊夢』を選択し、
『東方紅魔郷』クリアへ目指した。