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プロローグ

ふう、疲れた…。
あたし、フウカ！魔法の国の銀の城のプリンセス！
今日はチトセにぱしられて文具店に買い物に来てるの。
それにしても…

この本、面白そう！「黒魔女さんが通る！」っていう本。
1ページ目をまんべんなく開いてみたフウカ。
何か光ってる。なんだろー？
ギャアアアアアアアアアアア！あたしは本の中に吸い込まれていく…

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「おい！チョコ！早く麻倉の家に行ってこのあたし特製の手紙とバービーを交換して来い！」

「無理だよーー。そのギュービッド様のヘタクソな字を見て麻倉君があたしが描いた奴だよってころっと信じないにきまってる。」

「そうですよ、先輩。悪だくみはいけません！」

桃花ちゃんがあたしの肩に片手を載せた。

「あ、先輩、おねえちゃん、誰かきたみたいです。」

ガチャ。トントン。

目線交代＿＿＿＿＿

あれ、あたし、どんなとこに来てんの？意味ふめー。
そこに立ってんのは、、、ゴスロリ少女・ノースリ少女・黒革コートの怪しい女。

「何が怪しいだ！あたしは魔界一綺麗でかわいらしいギュービッド様なんだよ！」

「ギュービッド？キューピット、じゃなくて？」

あたしは本の中の世界に入ったという事は全然分かんなかった。

　☆プロローグ終わり☆