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＊第3話＊〔人間発見〕※人間界・ポケモン界


———朝。何時もの様に遅刻し、トーストをくわえ家を出ると、桜の花びらが顔にぴったりとくっ付いた。

私は最初は驚き、後から急いでとると、一目散に学校へ走って言った。


——……その時だった。

女の子と思われる声が近くから聞こえてきた。

「誰だろう？こんな道通るの私だけだと思うけど」

私は驚き＆好奇心で声のする方へ走って行った←(学校そっちのけで)


「ここら辺だと思ったんだけど」

私は1息ついて言った。

すると、予想通り声がした。


……・・すぐ近くのようだ。

私は、こそこそと木の陰に隠れ言った。

「誰と話してんだろ」

その声の持ち主は、帽子をかぶった男の子？だった。

「……・・こちら、イエロー。無事人間界に着きました。・・はい、はい…。りょうかーい！」

その子はこう言い終えると、ぱたんとケータイらしき物を閉じた

「——さぁって、人間ー、人間ー」

その子はにこにこ笑いながら、ふとこっちの方を向いた。

「………・・に、人間・・っ？」

———き、気づかれたぁっ？！

私は何かやばい予感がして、一目散にまた走って行った←(学校へ)