二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン —オカリナの少女— ( No.10 )
日時: 2012/04/01 20:04
名前: ガリュ (ID: F.VKszn7)




       2話【後】

 「ギャド!!【アイアンテール】!!」
 「ミロ!!【アクアテール】!!」

二本の尾がぶつかり合う。

「ミロ、【ハイドロポンプ】!!」
「ギャド【はかいこうせん】!!」

二つの技がぶつかりあった瞬間
ズドォォーン と、ものすごい音と風が周りをおどろかせた。

「はかいこうせんを放ったギャラドスは動けない!
 今のうちに…【れいとうビーム】!!」

放たれた技はギャラドスに直撃した…と思われたが、
ギャラドスは直撃をまぬがれていた。

「なにっ!?」
「へへへっ!ミロカロスは打撃攻撃はあまり
 使わないと思ってたから…。はかいこうせんをうつ前に
 ひかりのかべをやってたんだ。」

「時間なんてなかったのに…。」

「こっからが本番だよな!?
 ギャド、【ハイドロポンプ】!!」

「決めろミロ!!【ハイドロポンプ】」

      「「いっけぇー!!」」

ズバーンという水が弾ける音と水飛沫と風が
バトルの終わりを知らせた。

ドササッ と倒れる音が二人の耳にも聞こえた。

「ミロ…。」
「ギャ…ド?」
「引き…わけ?」
「みたいだな…。」

「ミロ。ありがとう。みんなもね。」
「ギャド。みんなサンキュー。」

「アキラ、ありがとう。楽しかった!」
「ミュウ、久しぶりにいいバトルをして楽しかったぜ!」

「俺、シラバナタウンからきたんだ。」
「僕も。」
「へえ、奇遇だな。おまえ、なんで旅にでたんだ?」

おなじところから来たのはへえ、奇遇だな。
ですむが…。

「僕、ツタージャの親探しと、あと博士から
 ポケモン図鑑のデータをうめろって。」
「…え、俺も…。」
「えええええ!?」

「本当に奇遇だな…。ま、これからもよろしく。」

「よろしく。とりあえずポケモンセンターにいかないとね。」

ポモンセンターからでてくると、
不審な人達が20人くらいいた。
しかも全員同じ服。男女少し違うだけで…。
そんななか、一人だけちょっと違う服の人がいた。

「なあなあ、あの服の奴らって近頃いろんなところでウロチョロ
 してるよな。しかも、悪いことしてんだってよ。
 な、ついてってみようぜ。」
「え、ええ〜!?」
「だいじょうぶだって!」

そう言ってアキラはミュウにニヒッと笑ってみせた。