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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【inzm】混ざり合った色が持つ輝き ( No.2 )
- 日時: 2012/05/11 18:32
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
Colors〜WHITE〜 八翔祭編
瀬戸水鳥side
今日から始まった八翔祭の準備。
生徒会の出し物は「いじめアンケート」の結果報告らしい。
今日はその展示物作りだ。
1年生は全員模造紙に先輩達が考えた原稿を写していく。
これがまた面倒くさい。
一文字一句同じにする。
南「あー腰痛い。」
隣で南沢がブツブツ文句を言っている。
南沢が任されている文章はとてつもなく長かった。
茜「これも追加ねー」
容赦しない会長は次々と仕事を出す。
2年生の先輩は仕事を言われると「俺には向いていない」など言ってやっていない。
天「うわー面倒くさいことやってるね。」
と、ちょうど生徒会の顧問である森口先生を呼びに行っていた天馬が戻ってきた。
南「いい所に来たね。天馬、君に仕事があるよ。」
マジックと模造紙を渡す。
天「俺、字が汚いから遠慮するわ。」
南「いやいやいや、やれよ。」
無理やり押し付ける南沢。
まぁそうでもしないと終わらないわけなのはむっちも分かっていたのか渋々やり始めた。
森「南沢さんの文章長いねー」
苦労して書き、さきほど完成した大文。
南「そうですね。」
嫌な予感がしたのか目の前の去年先輩達が作った提示物を見た。
森「やっと終わらせた所悪いんだけど…山菜さん!」
茜「はい。」
会長が呼ばれた。もしかして…
森「少し削ってくんない?右城宮さんには悪いけど書き直してもらえる?」
そう言い、廊下で作業している1年生を残し生徒会室に入った。
南「マジか…」
絶望したような目だ。
天「どんまいww」
笑いながら書いているむっち。
南「それも長くない?」
天「んなわけねぇだろ。」
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