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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピ×ダン戦-交わる三本の線 ( No.100 )
- 日時: 2012/06/29 17:00
- 名前: 勇騎那 (ID: sf8nzsVh)
「驚いた?」
右耳に凛とした声が入ってきた。
瑠璃色のポニーテールに、水を含んだように潤んだ眼を持つ美女が黒縁メガネをかけてそこに居た。
「あぁ、驚いた。それより、お前が奴隷を逃がしたおかげで"天竜人"はかんかんだぞ」
「いいのよ。あたしは友達を奪い返すついでに他の奴隷たちも逃がしただけ。悪い事なんてしてない」
"天竜人"の顔踏みつぶしちゃったけどね
シャンクスはいよいよ笑ってしまった。
「悪い女だ」
「それは褒め言葉と受け取っておくわ。あたしが悪い女っていうのは否定できないから。そういうあんたも悪い人ね」
処刑の時刻が迫るにつれて、広場に人々が集まり始めた。
シャンクスの手を取り、アマンダは広場へ連れて行った。
「ロジャー船長は死なないよ」
「え……?」
アマンダの言葉をシャンクスは飲み込めなかった。
「きっと、世界中の人たちが船長のことを忘れない。だから嘆いちゃダメ」
分かった?
と上から言うアマンダにシャンクスは上から返事をした。
「んなことわあってるよ」
「生意気」
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