二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ワンピ×ダン戦-交わる三本の線 ( No.175 )
日時: 2012/07/08 09:12
名前: 勇騎那 (ID: sLixnwLP)

「本日も満腹なり〜!!」

レジーナはライチョウの腕にぶら下がって大はしゃぎだ。
そんな我が子を見ているとシェリーとライチョウは本心から笑みがこぼれる。

「食後に暴れると胃に響くわよ」
「大丈夫だって!!」
「そうだぞ!!男ならどんな時だろうと騒ぎたいもんだ!!」

レジーナに便乗するようにライチョウが言った。

「もう、ライチョウさんもレジーナも子供ですね」
「ぅおい!!レジーナは見ての通りガキだ。だけどおれがガキ扱いされるのは我慢ならねェ!!」
「男ならいつの時代も子供ですよ」

シェリーが困ったようにくすくすと笑えば、ライチョウは不服そうに顔をしかめた。

「でも、そんな子供なところも含めて女は男を見抜きますから」

安心してください。
おれの嫁がこんなにいい女なわけない、おれの嫁がこんなにいい女なわけない、とライチョウは頭の中で繰り返し警鐘を鳴らした。
そうでもしないとぶっ倒れそうだった。
そうしていると、ついレジーナが自分の腕にぶら下がっているのを忘れていた。

「痛っ!!」

力が抜けてレジーナを床に落としてしまった。

「あぁ!!ごめんなレジーナ」
「またですか?これで何度目かしら?」
「気を付けてよ」
「ご、ごめん……」

ライチョウは今にもぶち切れそうな息子に本気で謝った。

「全く、大人げない」
「大人げない!!」

すんません……
なぜか嫁に対しても謝る羽目になってしまった。