二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼 最初で……第4話 分岐点 ( No.8 )
日時: 2012/06/11 23:32
名前: 杞憂 (ID: LkHrxW/C)

フラフラと特に期待もせず、まぁ見つかればいいかな
なんて軽い気持ちで歩いていた冬の道。

そういえば確かこの辺には
かの有名な人斬り集団、
新撰組……だっけな?
そんなのがいたようないなかったような。

もしかしたらさっきの死体は
彼らがやったものなのかもしれない。

「人斬り…か」

自分もそういわれた時期があった。

けど、今はうってかわって
血染めの化け物

と言われている。

誰がつけたのか知らないが
自分にとてもよく合っていると思う。





「……ひ……ひ…」

何処からか笑い声が聞こえてきた。


もう町は静かに寝静まっているというのに…


なんとなく胸騒ぎがした。
よくわからないが、声の先には
何か自分にとって大事なものがあるような……

突発的な感情に身を任せて
足早に路地を歩いた。






−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
……まさか…

白髪で血に狂った人間……
羅刹。


そいつらと自分には切っても切れない縁がある。
だから殺した。
それが責任というものだ。


そう。
ただそれだけだった。
それ以外何もいらなかった。

だけど……


ふとあたしの目を見る男装した少女。

ぱっちりした黒目がちな目はしっかりとあたしを見ていて





千鶴………


その少女の名を頭の中で呼んだ



あとがき−ーーー
ここから物語が動き出します。
ここまで読んでくださった方々の中には
飽きちゃう一歩手前の人もいることでしょう(・・;)
それでもここまで読んでくれたあなたに感謝しますm(__)m

たぶん次回からは新撰組が出てくるでしょう(*^^*)