二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re バカテス 三年生編 ( No.1 )
日時: 2012/08/29 21:49
名前: 液体修正 (ID: E4SfFOIY)

僕は今日までに頑張ってきた。バカと言われ続けた僕自信に終止符を打つため姉さんに勉強を教えてもらった。ついに結果を出す日が来たんだ!

『始めッ!』

そう。振り分け試験だ!前の僕なら最初からつまづいていた。鉛筆を転がして頼っていた。けど、今は違う。頭の中で方程式を組み合わせていく。なんだ、楽勝じゃないか

『止めッ!』

先生の声。そして最後の教科が終わる。出来はかなりいいし300点はいっている。これで。僕はバカじゃないって証明できるんだ!

「・・・(ぼそっ)さようなら、今までの僕。初めまして、今からの僕」

小声で呟き、鞄を持って帰路についた

Re バカテス 三年生編 ( No.2 )
日時: 2012/08/29 22:03
名前: 液体修正 (ID: E4SfFOIY)

「おはようございます!西村先生!」
「吉井か、おはよう」

僕はいつもより早めの時間に来た。テンションは少し高め。なぜなら、振り分け試験の結果が帰ってくるからだ。それに、言葉使いも変えていった。最後の一年間は真面目な自分を見てみたいし、なにより感謝を表さないといけない。昔は僕を毎日のように怒ってた西村先生もなんだかんだで最後。だからこそ、良い終わりを迎えたいんだ

「先生、試験の結果を配ってるんですよね。なら、早くください」
「ああ。ほら、吉井のぶんだ」
「ありがとうございます」

開けるのが楽しみだ

「吉井。俺は今までのお前には不安要素しかない奴でバカだと思っていた」
「ははっ、懐かしいですね」
「まったくだ。だが、今回の結果を見てようやく誤解が解けたようだ」
「そう言ってもらえてなによりです」
「お前が真面目になった姿を見て俺は嬉しいぞ。新しいクラスでも頑張れよ!」
「はい!」

吉井明久 Aクラス

最初で最後の最高の一年が始まった