二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ ー7+1色のキセキー ( No.47 )
日時: 2012/10/29 18:11
名前: ココロ# (ID: WzT3Lj.p)

その答えはこちらを・・・↓

“4月3日
五年生にもなったし、日記を始めまーーす!!!
3日坊主になんないといいけど・・・。”
そんな感じで日記は始まっていた。特に違和感のない、普通の日記だ。
異変があったのは、9月ごろからだった。
“9月10日
私が大声を上げて笑ったら、クラスの子がこけた。私の大声に驚いたのかな・・・?”
“9月12日
あきちゃんが変なことを言って、私を笑わせてきた。
約30分後、隣のクラスのこが事故にあった。
たまたま、たまたまだよ。

「・・・?このページ、いっかしょ、紙薄くないか・・・?」
そのページからしばらく紙は薄くなっていた。
そしてーーー
“10月4日
みんなが私をさけてるような気がする。
やめて。そんな目でみないで。私はなにもしてないよ・・・?”
“10月21日
階段で私が笑ったら、あきちゃんが、私のめのまえで落ちた。
なぜか、クラスでは私がおしたことになっていた。あきちゃんがそういったんだって。後ろから、誰かにおされた、って。
今までのみんなの目とはくらべものにならないくらい、冷たい目で「悪魔」っていわれた。”
そこからだ。めのまえにいた、こなたの顔が苦しそうにみえたのは。
“あきちゃんのケガは、もうなおらないんだって。
学校に行きたくない。でもいかなきゃ。
苦しい。”
キセキの世代の顔つきが変わる。
ああ、バレちゃった。

もういっさつのノートに、手をかけた。
“中2になった。もうなにがおこっても、かんけいないけど。”
“隣の席がナルシストになった。うざ。”
“バスケ部にいくたびに声を出してはなしたくなる。
神さま、お願いします。ここまでガマンしたんです。これくらい、許してください。

バスケ部のみなさんと友達になりたい。
いいでしょうか?”

ここで、日記は終わっていた。

「私の過去はわかりましたか?きみわるいでしょう。私が笑うと誰かが不幸になる。だから、もう、みなさんとはーーー」
「何いってんスか!?」
「!?」
「そうですよ。だってーー。こなたさんは、僕らと、友達になりたいっておもったんでしょう?」
「そう・・・ですけど・・・みなさんは私を気味悪いと思ったでしょう?だったら・・・」
「なにいってんの〜。ななちんはもうさ〜。」

「「「「俺/私達の友達じゃん?」」」」
「!!!」
涙があふれてきた。
嬉しさとありがとうって気持ちが混ざりあった、そんな変なキモチ。
「いい・・・ん・・ですか・・・?」
「「「「当たり前じゃん」」」」
いいの?
七色のきれいなみんなの中に、心も、なにもかも、真っ黒の私を混ぜたら、どんな色になるかもわかんない。
それでも、いいの?
「ありが・・・とう」


オマケ
「・・・なんで!!仲良くなってるんですかああああ!!!」
隠れてみていた、白石の叫び声。
「あれじや、私がわざわざ調べた意味がないじゃないですかああああ!!!!」