二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.2 )
日時: 2012/11/17 15:10
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
参照: http://現在シナリオを決めるため、準備中……

序章の序章

【PL】

「それでは、最初にプレイヤーキャラクター達を作成いたしませう」

カービィの家にて、部屋の中にはエヌゼットを含めた7人が、テーブルの上にあるパソコン越しに座っている。
他にも、テーブルには3面、6面、10面等々のダイスや、メモ用紙、筆記用具等々が置かれていた。

「で、今回はパソコンも使ったクトゥルフなのカイ?」
「はい、上司がプレイの再現VTRを作ってくださるそうなので。他にも色々な作業のため、パソコンを使用いたします」
「初心者ばっかで良く分かんないけど、ダイスを振れば良いのサ?」
「ええ、サイコロを振って自身の分身となるプレイヤーのステータスや技能を決定してくださいませ」

すでに興味津々なカービィが、10面ダイスを振って遊んでいるのを、マホロアは一発グーで殴り、落ち着かせる。
そんな様子をワドルディとリボンは苦笑いしながら眺めていた。
そして、ワイワイとプレイヤー決めに取りかかっていくのである。

「あー……確か、EDU(教養)×20で技能の割り振り……であってるか?」
「そうッス! オイラは一応一回だけマホロアさんとやったことあるんで、少し皆さんより先輩ッス!」
「確かワドルディ、前回はSAN値が0になったんだよネェ」
「……苦い思い出ッス……」

ニコニコと笑いながら言うマホロアに、げんなりとした表情でワドルディはダイスを振った。
ダイスはコロコロと転がり、止まる、ワドルディはメモ用紙に記入する。

「……僕、初心者だし全然分かんないんだけど……」
「ジャ、僕が代わりに振ってあげるヨォ、マルク」
「……別に良いけど」

少々、いや、本格的に影を含んだ笑みでマホロアはマルクのダイスを振っていた。

「職業……私はどうしましょう…………?」
「あ、リボンさんは申し訳ありませぬが今回、学生探索者です」
「学生ですか?」
「はい、年齢的に……」
「大丈夫です! 頑張ります!」

エヌゼットは笑いながら、学生探索者は弱いんですけどね……と呟く。
しかし、リボンは何か言いました? という風に訪ねる。
エヌゼットの心の小さな呟きは、リボンには届かなかったようだった……

「さて、みなさんプレイやキャラ達は決まりましたでせうか?」
「うん!」
「みたいなのサ」
「ダヨォ」
「OKッス!」
「大丈夫です!」
「いけるぜ」

全員の声がそろった。