二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 僕と鉛筆と福引き ( No.1 )
- 日時: 2012/11/17 10:08
- 名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)
時間軸としては合宿後。見たくもない老婆の裸体を覗きと言う形で見てしまった文月学園第二学年男子は一週間の停学をくらう。
現在、覗きの主犯とも言える少年、吉井明久はゲームを買おうと行き付けのゲームショップへ向かっていた
「はぁ、ゲームで気分を変えようと思ったのに。まだ、脳裏に染み着いてるよ・・・。ゲーム買っても取れるかな・・・」
どうやら、気分を変えるためにゲームを買うようだ。財布の中には諭吉さんが一枚と英世が二枚。せいぜい、新品が二つ買える程だ
「いらっしゃいませー」
店内に入ると休日の為か人はいた。すると、レジの方からガラガラと音がきこえる。福引きのようだ
「へー、福引きか。そういえば最近やってないし、やってみよっかな。あ、でも福引き券」
どうすれば手に入るだろうか、と辺りを見回す。すると、景品が書かれている紙が目に留まり見てみる
「えーっと、千円買うごとに福引き券一枚か。えっ!一等って最近流行のゲーム機!?」
これはやるしかない、と思った明久は面白そうなゲームを買い、福引き券を六枚貰って福引きの列へと並んだ
- 僕と鉛筆と福引き 2 ( No.2 )
- 日時: 2012/11/17 10:33
- 名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)
「そう言えば他の景品ってなんだろ?」
まだ、一等しか見てない明久は他の景品をみてない
「二等は世界一周旅行の旅。三等は山○県二泊三日の旅。四等は当店の商品券、一万円分。五等はティッシュ・・・」
おかしい。なんで、二等と一等が逆なんだ、心の中で呟いた明久の表情は引きつっているだろう。が、そんな事も後ろからかけられた声により元に戻る
「すみません、つっかえてるんすけど」
「あ、すみませんって雄二!どうしてここに」
「俺も暇でゲーム買ったら福引き券がついてきたからやろうと思ってな。とりあえず、さっさとやって代われ」
「あ、ゴメン」
言われて、前に進み福引き券を店員に渡して回す。が来たのは四等が一つと五等が四つ。ラストの前に明久はポケットからあるものを出した
「最後の一枚。全てはこいつで決まる」
「何、鉛筆で決めてんだ、ボケ!」
「ストライカーΣは運気もわかるんだ!唸れ!ストライカーΣ!」
雄二が呆れるなか、明久は鉛筆を声の大きさの割には丁寧に転がす。大吉のようですかさず福引きを回す
カランカラン
「おめでとうございます!一等が当たりました!」
「マジかよ!?」
まさかの当たりに驚く雄二であった