二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【3Z】モノクロ
日時: 2010/01/10 21:53
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

〜♪前奏♪〜

ねぇ。私、うまれてきて良かったのかな?

みんなに嫌われて、一人になって、たくさんの仮面作って、

本当の自分を隠して・・・。

誰も私を分かってくれない。いっつも表面ばかり見て。

なら、もう誰も分からなくて良いって、
心を閉ざして。

でも、違ったんだね。私が見せようとしないのに、

人が見てくれるワケないよね・・・。

貴方達のおかげで、気付くことができた。ありがとう。

だから、貴方達が、私の目の前から消えるのが怖い。

お願い。ずっと、そばにいて・・・。

ずっと、私の心に問いかけて・・・。

もう、私を一人にしないで・・・。

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Re: 【3Z】モノクロ ( No.6 )
日時: 2010/01/10 22:09
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

  〜第六小節〜

はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・着いた・・・

ガチャ!!

「遅れてごめん!!」


これは、まだ皆知らない事で・・・・。




・・・翌日・・・

「おはようアル!三つ葉!!」
「お、おはよう。」

やっぱりまだ、“友達”って言うのには慣れない・・・。
何か、怖い。だから今でも、予防線を張っているんだ。

いつもの通り五月蠅いクラス。
前までは、苦痛だったのに。
今は、楽しいのと、不安とが半分半分。

「おはようごぜェやす、三つ葉。」
「おはよう。」

隣の席の沖田君が、話しかけてくれた。
する話の、ほとんどが“土方君のマヨにからしを入れた”
だの、“土方君にタバスコ入りのケーキ食べさせた”などと言うイタズラの話。
このクラスの人にとって、それが普通って事に驚いた。

そうこうしてる内に・・・
「うるせーぞおめー等!!中二のノリですかこのヤロー」
などと意味の分からない台詞と共に、先生の登場だ。
HRも終わって、1時間目・・・。
現国である。=銀髪天パ先生のグダグダな授業だ。

黒板には、
『友情・努力・勝利』
と、書かれている。
いや、授業中にすることじゃねーよ。
っつーか、さっきまであんなに語ってたのに今は、ジャンプを熟読中だ・・・。
そんな時。

ガラッ!!

ある男子生徒が入ってきた。
黒に少し紫が入ったような髪色、左眼に眼帯、片目でも、鋭く光を放つ眼。そして、不良って感じの服装。
ってか、初めて会った人なら絶対こういうだろう・・・。
“鬼太郎!?”本当に、ゲゲゲ●鬼太郎ににてる。
しかも、ケータイのストラップは、目玉の親父と言う、
なんとも面白い。(目玉の親父好きなんだって)

「よ〜高杉!珍しいな、お前が学校来るなんて・・・。」

「うるせー。」

そいつの名は、高杉晋助。

私の後ろの席である。
ついでに・・・・私のただ一人の友達(?)って感じの人。

まぁ、幼馴染だな、うん。
最初こそ怖かったものの、段々慣れてきた。
めんどいな・・・。アイツ、絶対絡んでくる。
別に、喧嘩弱いわけじゃないから。
何でかって?小さい頃から、イジメと虐待に耐え、晋助から、
体術とか習って、自分でもがんばって、強くなった。
でも、目立つのが嫌で、今まで隠してきた。
あぁ。今までの平穏(?)な日々が・・・


大変な日々の始まり

Re: 【3Z】モノクロ ( No.7 )
日時: 2010/01/10 22:10
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

あ、えっと、今回から、オリキャラ出そうと思いやす!で、軽く設定を・・・

名前:仲野 舞(なかの まい)
性別:♀
成績は、学年2位(1位は、三つ葉)。3Z生徒。

なんかあったら、付け足すかも・・・。
__________________________

        〜第七小節〜

「よう。昨日どうだった?」
話しかけてくる高杉。
「凄かったね。」
昨日とは、“鬼兵隊”のライブ。
間に合って良かった。遅れたら殺されてたからね?

「「「「「え、知り合い?」」」」」
皆、やっぱ驚くよね・・・。

「う、うん。幼馴染・・・。」

その後も、高杉は私に話しかけてきた。



そのとき、私達を・・・いや、私を睨んでいる眼に、気付いていた・・・けど、・・・気のせいだと、思い込んでた。





昼休み。私は、あまり話したことのないクラスメイトに声をかけられた。

「あの・・・三つ葉さん。一緒にお昼食べない?」

友達の少ない私にとって、それはうれしかった。

「え、いいの?」
「うん。一緒に食べよう?」

その子は、クラスでも人気のある女の子。
名前は、“仲野 舞さん”。
3Zでは珍しい、成績が学年トップクラスの子。

仲良くなれるかな・・・。

お昼は、凄く楽しかった。
友達が、また増えた。それが、何よりうれしかった。




それから、毎日お昼を一緒に食べた。

少し、学校が好きになった。

Re: 【3Z】モノクロ ( No.8 )
日時: 2010/01/10 22:11
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

〜第七小節〜

この物語は、其処まで甘くない。

このまま、仲良くなって、はい。おしまい。

なんて、有得ない。

この物語の本編は、此処から。と言っても過言ではない。

今までは・・・今までの日々は、これからの前置きにしか

過ぎない・・・。

そう・・・これからの地獄の日々の・・・




ある日のお昼。今日も、舞と一緒に食べる。
いつもの様に、屋上で、笑いながら食べるんだ。
そう、思っていた・・・

「お弁当食べよう?」

いつまでも、黙ったままの舞に、声を掛けた。

「ねぇ?どうしたの・・・?たべy「目障りなの」」

「ぇ・・・?」
何で・・・?

「あたし、アンタのこと嫌いなの。」

何で・・・?

「いじめられてるくせに、いっつも、成績は学年1位だし。アンタ、目障りなの。」

何で何で何で・・・

私の弁当箱がひっくり返される。

「見てなさい。パチンッ!!」

舞は、自分で、自分の頬を叩き、屋上から出て行った。

また私は、裏切られた。

それしか分からなかった。

舞が何をしたいのか、分からなかった。


仕方なく、教室に戻る。
そこには・・・・
机に突っ伏して泣いている舞の姿があった。

「どう、したの・・・?」

その取り巻きの子達が、睨んでくる。

「三つ葉ちゃんがそんな人だと思わなかった。」

「・・・何?」

「とぼけないで!」

何の事か、分からなかった私でも・・・

「舞?どうしたんでィ?」

教室に入ってきた、沖田君が聞くと・・・

「・・・み・・三つ葉が・・・。
ひっ・・アンタの・・こ、ことなんて・・・き、嫌いって・・言って・・・あたしを・・叩いて・・・」

そう言った。あぁ。そう言う事か・・・。
私に罪をなすりつけようと・・・。
私を悪者にしようと。そう言う事か。

皆が、謝れ!だの、最低!だの言ってくる。

乗ってやろうじゃないか。
私が、悪者になれば、良いんだろ?

「・・・フッ。ゴメンね?これで良い?気は済んだ?」

私が、悪者になれば、舞は、攻められなくて済むんでしょ?なら・・・友達のためなら、悪者にでも何でもなってやらァ。



あとがき

やっぱ、こう言う展開にしてみやした。
感情移入して、皆さんに泣いてもらおう!
って事で、泣けるような作品になるよう、がんばりやす!!

Re: 【3Z】モノクロ ( No.9 )
日時: 2010/01/10 22:12
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

三つ葉は、初めての友達だから、イジメられてる姿を見たくないから、自分が犠牲になろう。と、思ってるわけです。たとえ、その友達に裏切られたとしても。

__________________________

        〜第八小節〜

あれから、前の生活となんら変わりない生活を送った。
いや・・・前より酷い生活になった。
大事な友達に裏切られて、信用してた皆にイジメられて・・・。
ってか、前に先生『このクラスには、いじめないから』
とか言ってたよね。
私は、絶対イジメられるのかな・・・。

朝、学校前

はァ・・・。
行かなきゃ行けない。
でも、行きたくない。

そんなことを頭の中で考えながら、重い身体を引きずり、
やっと、靴箱。

「・・・。」

まただ。靴箱の中には、猫の血まみれの首。
その血で書かれた『死ね』の文字。

毎日、毎日良くやるよな・・・。

私は、ソレをゴミ箱に放り込み、教室へと向かう。

ガラララ・・・

皆の視線が痛い。

「良く学校にこれるわね。」

仲の良かったはずの妙ちゃんに言われた。
辛かった。

「なんで、学校に来るネ?
    お前なんか、来なくて良いアル!」

神楽ちゃんにも言われた。

「・・・別に、来るか来ないかは、私の自由。


    ほっといて・・・・。」

「ンだと・・・?お前のせいで泣いてる奴がいんだぞ!?ほっとけるわけねーだろ!?」

土方くんが言ったと共に、皆がじりじりと迫ってくる。

「お前が悪いんだろーが!」
  「ちょっと、成績が良いからって、調子のんなよ!」

皆に、殴られ、蹴られ、罵声を浴びせられ・・・。

でも、一番辛かったのは、アイツの一言だった。

「アンタが、そんな最低な奴だとは思いやせんでした。」

沖田君のその言葉が、一番辛かったんだ・・・。
なぜかって?それは、私が沖田君のこと好きだから。

その時・・・

「皆やめなよ!三つ葉がかわいそうだよ!」

舞が言ったんだ。自分を良く見せるために。

「あんな優しい子を叩くなんて・・・。」
      「酷い奴ネ・・・。」

皆が、口々に、言い始める。
舞は、私に向かって黒い笑みを浮かべていた。


もう、友達には、戻れないのかな・・・。

Re: 【3Z】モノクロ ( No.10 )
日時: 2010/01/10 22:14
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

〜第九小節〜

—「三つ葉!!しっかりピアノの練習しなさい!!」

そう言って怒っている母の手には、包丁が握られている。

—「しないと、刺すわよ!?」

そのまま私の方に近づいて来る。
私は、震えている事しか出来ない・・・。
ンな状況で、弾けるわけないじゃん・・・・・。

—「もう!!人間なんてやめてしまえ!!」

きれている母。

「ご・・・めん・・なさい・・。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・。」


そこで、意識が途切れた。





ッハ!!ゆ・・・夢か・・・・・。

あれは、私が保育園か、小一ぐらいの時にあったこと。
ま、それからも何回も何回も言われた。
でも、一番記憶に残ってるのがこれなんだよな・・・。

朝から、嫌な気分・・・。
今日から、テスト一週間前。
学校行かなきゃ・・・・。

家から出ると高杉が同じように自分家から出てきた。
「よう。」
「お、おはよ・・・。」
あぁ。声かけられちゃった・・・。

「どうした?顔色悪いぞ。」

心配してくれてる・・・。

「うん。大丈夫だよ!!・・・じゃ、先行くね!」

強がった。高杉に心配かけたくなかった。




学校の靴箱。
今日もまた、アレ等が入っている。
捨てようとしたとき・・・・・
高杉が、登校して来た・・・・ヤバイ・・・。
私は、アレ等を靴箱に戻し、無理やり靴を押し込み、上靴を履いて教室に向かった。
学校、来なけりゃ良かった。


皆、私を無視してる・・・。
辛い・・・。辛いよ・・・。

ガラララ・・・

「よう。高杉。」
     「おはようネ。」

皆、高杉には、挨拶するんだ・・・。

「おい。三つ葉、どうかしたのか?」

いつの間にか、目の前に来ていた高杉に声をかけられた。

「う、ううん。何でもない・・・よ?」
「そうか。」

こういうのって、逆に心配かけちゃうんだよね。
知ってる。でも、言えなかった。

「高杉くん。あのね・・・。実は・・・」

舞がやってきた。

「あたし、三つ葉に、何もしてないのに、『アンタのこと嫌いなの』って、言われて叩かれたの・・・。でも、謝って・・く、くれな、く・・・て・・・・。」

泣きマネ上手いな・・・。
でも、私は、罪を被るマネが上手いのかな・・・。
だから、皆イジメてんだよね・・・。

「で?」
「・・・ぇ?」

・・・・・ぇ?何で?
舞を心配しないの?

「だから、それがなんだっつってんだ。」
「え・・えっと・・・」
「言っとくが、俺が前喧嘩して殴られたときは、腫れが半年はひかなかったぜ?本当に殴られたなら、お前は、手加減して貰えたんだから良いんじゃねーの?」 

あ・・・。そういえばそうだったな・・・。
あん時は、高杉の事まだ“晋助”って呼んでたんだっけ・・・。
あぁ。高杉、また護ってくれるんだ・・・・・。

「っ!!」

ダッ!!

舞が、泣きながら何処かに走り去ってしまった。


その日は、ずっと、舞からの鋭い殺気のこもった目線が、送り続けられた。




放課後、高杉に呼ばれた。

「何?」
「お前、鬼兵隊のヴォーカルやってみねーか?」
「え?」

鬼兵隊のヴォーカルは、また子ちゃんがやってるはずじゃ・・・。

「また子ちゃんは?」
「アイツは今、ギターと、ヴォーカルを両立してる。
はっきりいうと、人手不足なんだ。」

・・・・・・・・でも、でも・・・

「私、いじめられてるんだよ?そんな私が入ったら、人気
・・・落ちるよ?」
「自信ねーなら、化粧でも何でもやって、出りゃー良い。
こうでもしねーと、いつまでたっても、自分に自信なんて、つかねーぞ?」

私を心配して・・・。
有難う・・・晋助・・・。

「分かった・・・やってみる!!」


こうして、私は、鬼兵隊の一員になった。

自分に自信をつける為に・・・。




この人が、私を救ってくれる、最後の砦—





ハァ・・・
何でですかねィ・・・。
こう言う、イジメの所書いてるときが、凄い進む・・・。
その代わり、黒蝶(略)や、この空(略)とかが、全然進んでない・・・・。

前回の最初の方に書いてる、ピアノの所は、
実際に俺が体験した事なんでさァ・・・。
ついでに、イジメにあった事もあるし(今もかな)
友達だと思ってた人に裏切られたこともあるんでさァ。

ま、これは、俺のイジメが、もっと酷くなってたら、
こんな感じなのかな?的な?

自分で書いてて泣けてきた・・・。
俺が、裏切られたその友達を一回家に遊びに来ないか誘ったら、
「京子c家狭いから嫌。」

って、言ったんだぜェ!?


って、何関係ないこと書いてんだか・・・。

何か、すっきりした!!

あ、前に言ってた、黒蝶×モノクロをどうしようか迷ってやす・・・。

何か、いいアイデアあったら、書き込んでくだせェ!

宜しく!


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