二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒蝶の死神【Silver Soul】
- 日時: 2010/01/10 22:00
- 名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)
主人公設定
名前:西園寺 亜蝶(さいおんじ あげは)
偽名:黒川 瑞希(くろかわ みずき)
年齢:16歳
誕生日:8月16日
性別:女
性格:クール
チョイS
ザックリキャラ
容姿:髪は、腰位まであり、いつもポニーテール
美人だが、いつも無表情
男装したら、すっごい美少年(かっこいい)
仕事:幕府に雇われた殺し屋集団、黒龍組の局長及び、一番隊総隊長。何でも、武器として使う。
・武道は、何をやってもすごく強い。
・銃等、クナイなども使える。
・家は、代々続く殺し屋一家。そのため、うまれたときから、人を殺すことを教わってきた。次期当主。
・裏の世界で、『黒蝶の死神』と呼ばれている。
・SPの資格を持っている。
・一人称:私 俺(キレたとき)二人称:その人の、役職名、あだ名
・自然治癒力が、高い。怪我もすぐ治る。
・iQ200以上の天才
・視力6.5
・愛刀は、“黒蝶”という名の妖刀。見た目は、普通の刀だが、色々変化したりする。
- Re: 黒蝶の死神【Silver Soul】 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/10 22:00
- 名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)
第零訓
ズシャァァァアアア———…
「任務終了」
暗い闇に出た月。その光が、照らし出すのは、一人の少女と
赤黒く染まった地。そして——…無数の死体。
少女は、一言呟いて、闇に姿を消した。
少女は、今日も名誉と金のために、人を殺めるのだ・・・。
「お・・ねが・・い・・・だ・・・。い、のち・・・・だけ・・は・・」
ズシャァッ!!
「無理だ(ニヤリ)。」
少女は、今宵も手を血に染めて、人を殺めて生きていく。
人を殺めることでしか、自分の存在意義を見出せない。
少女は、不気味な笑いを残し、死にもだえている虫を嘲笑うかの様な
目で、人を見下し、臓器を一つ持って、帰っていった。
そ の 姿 、ま さ に 《 死 神 》—————……
- Re: 黒蝶の死神【Silver Soul】 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/10 22:00
- 名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)
第壱訓『始まり』
「西園寺殿。少しの間、真選組で働いてはくれないか?」
「・・・」
「亜蝶〜。頼むよ。」
私は、西園寺 亜蝶。幕府で働いている。ただし、殺し屋として・・・。
「将軍様。何故でしょうか?私は、しっかり働いているつもりですが・・・。」
そう。今話しているのは、将軍の“徳川 茂茂”と、警視総監の“松平 片栗粉だ。
「いや、そうではない。行ってくれれば分かるのだが・・・。」
「茂ちゃん。俺が説明するよ。実は、お前に任務を遂行してもらいたい——」
****************************************
此処は、黒龍組屯所。私の職場だ。一応、此処の局長だ。
黒龍組とは、幕府・将軍と直結している殺し屋組織。
結構、良い身分だ。市民には、あまりよく思われてないが・・・。
そう。此処が、私の居場所——
- Re: 黒蝶の死神【Silver Soul】 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/10 22:01
- 名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)
第弐訓
『女を男と勘違いするのも、男を女と勘違いするのも凄く失礼!』
「おい!羅夢斗は、何処行った?」
「あっ!局長!お帰りなさい。副長は・・・多分、またナンパです・・・。」
「そうか・・・。ありがとう。」
羅夢斗もとい、宝積寺 羅夢斗は、此処の副長である。
面は結構いい方だそうだ。いつもチャラチャラした奴で、
仕事をサボって、ナンパをしている。
「・・・探しに行くか・・。」
これも、毎回のこと。大体の場所は分かっている。
慣れと言うものは、怖いものである。
そうこうしてる間に、いつもアイツがナンパしている場所に到着。
この辺のはずなのだが・・・。
—「ねぇ、お姉さん!俺と遊ばない?」
・・・ん?
—「いいじゃん!少しぐらい!!」
・・・はァ・・・やっぱり。
路地裏から聞こえる、聞きなれた声。
よく聞く、決まり文句。
「ねぇ。お願い!!」
「やめてください!!」
「本当、少しだけでいいか・・」
バコッ!!
「いい加減にしろ。」
私は、そいつの後頭部を、殴った。
・・・死なない程度に・・・多分、加減して。
「・・・・・。」
いや〜。私、手加減って、苦手で!・・・って言ってる場合じゃねェー!!動かねーよこいつ!
どうしよ・・
「いってーな!」
あ、動いた・・・よかった・・・。
「大丈夫か?悪かったな、この馬鹿が・・。」
「あ・・はい///あ、ありがとうございます///!!!」
なんか、顔赤くね?大丈夫なのかこいつ?
「じゃっ、帰るぞ。」
「へ〜い。」
「ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「「あ?」」
「お・・お名前は・・・?」
早く帰りてーのによ・・。
「俺は、宝積寺 羅夢・・「アンタじゃない!!」」
もう、早く終わらせろよ・・・。
「お名前は・・・?」
・・・っ!私!?
「・・・西園寺 亜蝶だ。」
「亜蝶様!!私と、おっ、おっ・・」
「「お?」」
「お付き合いしてください!!」
・ ・ ・ ・ ・
「「えぇぇぇぇえええ〜!!」」
私と、付き合う?え、この人って、あっち系の人?
「アハハハハハハハ!!!」
断るしかないか・・・。可愛そうだけど・・・。
「悪いけど、これでも一応、女なんだ。だから、付き合えねー。」
「っ!!そうなんですか!?すいません!!」
「アハ八ハハハ!!」
うざいな、こいつ。
「こいつ、殴っていいよ!」
馬鹿な奴だ。
「え、良いんですか!?」
「あぁ。」
如何せ、懲りないのだから。
ドギッ!ガゴッ!!ボギッ!!
何か、凄い音する・・・。
「ふ〜。すっきりしました。ありがとうございました。」
女は、余程すっきりしたのだろう。鼻歌を歌いながら、去ってった。残されたのは、血だらけになっている羅夢斗だけだった
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