二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ムーンタウンの仲間達♪
- 日時: 2009/12/28 22:48
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
今は全然一作目が進んでないですが・・・。
二作目、作っちゃいました♪
まぁ・・・今回もピカチュウ主役ですけど・・。
ちょっと主役が可愛そうです。
ま、とりあえず注意事項でも・・・。
・藍が嫌い。
・ポケモンが喋るのは嫌。
・ゲームやアニメでは存在しない事は駄目。
・学園物は嫌い。
・話の内容はポケモンだけど、人間界の物がいっぱい出るのは駄目。
以上のどれかに当てはまる人は、『戻る』を・・。
OKな方は、お進みください。
ムーンタウンの仲間達♪
OP >>http://www.youtube.com/watch?v=77xwab8O20Y
ED >>www.youtube.com/watch?v=0NZAoabJN5w
Φ登場人物 >>1
Φお話Φ
プロローグ〜第五話 >>2-11
第六話〜第十話 >>12
第十一話〜第十五話
第十六話〜第二十話
第二十一話〜第二十五話
- Re: ムーンタウンの仲間達♪ ( No.9 )
- 日時: 2009/09/24 20:01
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
第三話〜ムーン学園〜
次の日・・・。
ルビー「・・・んん・・・ふぁ・・よく寝た・・・・。」
そう呟きながら、ルビーはふっくりと起き上がった。
ルビー「・・・・そう言えば、学校どうしよう・・。」
???「・・・ィ・・ルビー・・・・・るの〜?」
ルビー「・・・・?今、何か聞こえた様な・・。」
何処からか聞こえた声に、ルビーは耳を澄ました。
???「ルビー、居るの〜?」
ルビー(この声は・・・・確か、レイン・・。)
そう思いながら、ルビーは窓の外を見た。するとそこには、レインが居た。
ルビー「レイン・・・そこで何やってるの?」
レイン「いや〜・・昨日、ルビーに学園の場所教えるの忘れてたの思い出して・・・・。」
ルビー(あぁ、気付いたんだ。)
そう考えていると、レインが言った。
レイン「ルビー、行こうよ!私が案内するから!」
ルビー「え・・・。あ、あぁ、うん・・分かった。」
一瞬止まっていたルビーだが、返事をして玄関に向かった。
数分後・・・。
ルビー「お待たせ・・。」
レイン「ううん!全然気にしてないよ、それじゃあ行こう♪」
ルビー「分かった・・・。」
こうして、2人は歩いていった。
5分後・・・。
〜ムーン学園〜
レイン「此処が、ムーン学園だよ!」
ルビー「へぇ・・・とても大きいね・・。」
すると、ルビーは前方に看板を見つけた。
ルビー「・・・“ムーンタウン唯一 ムーン学園”・・か。」
レイン「え?あんな遠くの文字見えるの!?」
ルビー「・・え?あぁ、視力は良い方なんだよ。」
レイン「ふ〜ん・・・・・あっ、遅刻しちゃう!」
ルビー「あぁ、案内ありがとう。後は自分で探すから。」
レイン「そ、そう?・・ゴメンね、ルビー。それじゃあ行くね!」
ルビー「いや・・。(こんな風に心配されたのは初めてだ・・・。)」
レイン「・・・・あっ!そうだ。ルビー!もし出来たら、私のクラスに来てね!!」
ルビー「え・・・?」
そう言うと、後は何も言わずに、レインは走って行った。
ルビー「クラスは校長とかが決めるんじゃ・・・・まぁ、いいや。それで・・此処からどうしよう・・・・。」
??「そこの君、早く教室に行かないと遅刻するよ。」
突然後ろから声がした。振り向くと、そこにはヨルノズクが居ました。
ルビー「あ・・・えっと・・ボ、ボク、転校・・・してきたんですけど・・。」
そう、途切れ途切れに言うと、そのヨルノズクは言った。
??「あぁ、それじゃあもしかして・・君がルビー君かな?」
ルビー「ハイ、そうです。」
??「これは悪かったね。私はノイ、この学園の教頭だよ。」
ルビー「あぁ、初めまして。(教頭・・・か。何かちょっと怖そう・・。)」
ノイ「では、校長室に行きますよ。私に着いて来てください。」
ルビー「ハイ。」
〜廊下にて〜
2人が廊下を歩いていると、前の方から2人の生徒が走ってきた。多分教室に向かってるのだろう。
ルビー(走ってる所を見られたら怒られそう・・・。)
そう思っていると、ノイが生徒2人に言った。
ノイ「コラコラ、廊下は走らないように。」
生徒A・B「「は〜い、ゴメンなさ〜い。」」
ルビー(へぇ・・・案外優しい先生なんだ。人は見かけに寄らずって事かな・・・?)
その光景を見ていたルビーはそう思っていた。すると、何時の間にか目の前に、一枚のドアがあった。
ノイ「さぁ、校長室に着きました。では、入りますよ。」
ルビー「あ・・ハイ。」
コンッ コンッ。
すると、ノイがドアを2回ノックして言った。
ノイ「校長先生、入りますよ。・・さぁ、入って。」
ルビー「え?あ、ハイ・・・。(返事返ってきてないけど、良いのかな?)」
そう思いながらも、ルビーは言われた通り先に入った。
〜END〜
- Re: ムーンタウンの仲間達♪ ( No.10 )
- 日時: 2009/09/27 18:38
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
第四話〜謎の校長先生 ミルン・・?〜
ノイ「校長先生、入りますよ。・・さぁ、入って。」
ルビー「え?あ、ハイ・・・。(返事返ってきてないけど、良いのかな?)」
そう思いながらも、ルビーは言われた通り先に入った。
???「やぁ♪君がルビー君だね?」
部屋に入ると、いきなり明るい声がした。ルビーが前を向くと、そこにはミミロルが居た。
???「ボクはミルンって言うの、ヨロシク♪」
ルビー「あ・・・どうも、ルビーです・・。」
ミルン「そんなに緊張しなくても良いよ。じゃあ、君のクラスを決めようか。」
ルビー「ハイ・・・・え?クラスって校長先生が決めるものなんじゃあ・・。」
そう聞くと、何時の間にかミルンの隣に居たノイが言った。
ノイ「この学園は特別でね、転校して来た生徒は、自分でクラスを選べるんだよ。」
ミルン「そうなの♪だから希望があったら言ってね♪」
ルビー(せっかく言ってるんだし、良いか・・。そう言えば・・・・。)
“・・・・あっ!そうだ。ルビー!もし出来たら、私のクラスに来てね!!”
ルビー(あぁ言ってたし・・・・あ、でもクラス知らない・・。)
ミルン「どうしたの?特に希望がないなら、こっちで決めちゃうよ?」
ルビー「あ、あの・・・。レインって子のクラスは・・・・。」
ミルン「レイン?ちょっと待ってね・・。」
そう言うと、ミルンは何枚かの紙を取り出し、見始めた。
ミルン「あったあった♪あの子はA組だね。A組で良いの?」
ルビー「あ・・ハイ。お願いします。」
ミルン「じゃあ、登録しておくね♪ノイ、ルビー君をA組に連れてってあげて♪」
ノイ「ハイ。では、ルビー君こっちだよ。」
ルビー「ハイ、分かりました。」
ミルン「バイバ〜イ♪」
2人が出て行く時、ミルンが笑顔でそう言っていたのを見て扉が閉まった。
こうして、ルビーの学園生活は幕を開いた。
数分後・・・。
しばらく歩くと、ノイとルビーはある教室の前で止まった。
ノイ「さぁ、此処がA組だ。」
ルビー「あ・・・ハイ。(な、何か緊張するな・・・。)」
ガラガラッ。
すると、いきなりドアが開いた。中からは、デンリュウが出てきた。
??「アナタがルビー君ね、校長から話は聞いているわ。」
ノア「あぁ、リュラ先生。」
リュラ「私はリュラ、このクラスの担任です。」
ルビー「よ、よろしくお願いします・・・。」
ノア「それじゃあ、リュラ先生。お願いしますね。」
リュラ「はい、分かりました。さ、ルビー君、入って。」
ルビー「あ・・・ハ、ハイ・・。」
そう言って、2人は中に入った。中には沢山のポケモンが居ました。
リュラ「皆さん、転校生のルビー君です。仲良くしてくださいね。」
ルビー「よ、よろしく。(仲良く・・・・かぁ・・。)」
リュラ「えっと・・ルビー君の席は・・・。」
レイン「ハイハイ!先生、私の隣が空いてます♪」
すると、後ろの方でレインが手を振りながら言った。
ルビー(あ・・レイン。)
リュラ「それじゃあ、ルビー君はあそこね。」
ルビー「ハ、ハイ。」
そう返事をすると、ルビーはレインの隣に座った。
レイン「ルビー、改めてヨロシクね。」
ルビー「う、うん・・よろしく・・・・。」
〜END〜
- Re: ムーンタウンの仲間達♪ ( No.11 )
- 日時: 2009/10/01 21:19
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
第五話〜新たな友達〜
それから、あっという間に放課後・・・。
ルビー(ハァ・・・今日は何か疲れたな・・・・・。)
あれから、授業などが終わるたびに、沢山の生徒からの質問攻めを受けたルビーは、そう思っていた。
ルビー(唯でさえ、人と関わるの苦手なのに・・・。)
レイン「ねぇ、ルビー!」
ルビー「・・ん?あぁ、レイン。どうしたの?」
レイン「あのね、ルビーに———。」
ルビー(苦手だとは言ったけど・・・不思議と、レインは落ち着いて話せるんだよね・・・何でだろう・・・・。)
レイン「・・・・ルビー、聞いてる?」
ルビー「・・え?あ、あぁ、ゴメン。聞いてなかった・・・。」
レイン「ううん。それでね、ルビーに会わせたい子が居るの。」
ルビー「会わせたい・・・子?」
レイン「そう!皆、来て来て♪」
そうレインが言うと、3人のポケモンが来た。
レイン「それじゃあ紹介するね。この子はフラだよ♪」
フラ「どうも、私はフラ。よ、よろしくね・・。」
気弱そうな、フシギダネのフラは呟く様に言った。フラの額には珍しい星の形に似ている模様があった。
レイン「それで、彼はゼルブ。」
ゼルブ「オレはゼルフって言うんだ、よろしく頼むぜ!」
元気そうな声で言ったのは、ブイゼルのゼルブだ。ゼルブの左腕には、水色のシンプルなバンダナが巻いてあった。
レイン「そして最後は、ロルだよ♪」
ロル「よろしく、私の名前はロルよ。」
凛とした声で言ったのは、ロコンのロル。右の前足には、薄いオレンジ色をした腕輪がついていた。
ルビー「フラちゃん、ゼルブ君、ロルちゃん・・・うん、よろしく。」
ゼルブ「君付けは止めろよ、呼び捨てで良い。この2人もな。だろ?」
フラ「う、うん・・。」
ロル「えぇ、良いわよ。・・って、何でゼルブが勝手に決めてるの?」
ゼルブ「良いだろうが、別に。」
ロル「何言ってるのよ・・・ゼルブはいつもそうね。」
そう2人が話しているのを、3人はじっと見ていた。
ルビー「・・あの2人、とても仲良いんだね。」
レイン「うん♪だって、あの2人は幼なじみなんだもん。」
ルビー「そうなの?」
フラ「家が隣同士なんだって・・・。それで、今までクラスも全部同じだったらしいの・・。」
レイン「そこまで一緒なんて、ビックリだよね〜。私も初めて聞いた時は驚いたよ。」
ルビー「そうだね・・・。」
フラ「・・・・あ、そろそろ帰らないと、先生に怒られちゃう・・。」
レイン「え?・・あ、ホントだ。」
2人の言葉を聞いて時計を見ると、16時45分を過ぎていた。
レイン「フラ、2人を止めて来てくれない?」
フラ「うん・・分かった。」
そう言って、フラは未だに口喧嘩をしているゼルブとロルの所に向かった。
ルビー「いつも、こんな感じなの?」
レイン「うん、大体はね。」
ルビー(・・こんな風に・・・いつも・・・・・。)
2人から、フラが加わり3人になった絵図を眺めながら、ルビーは見ていた。
フラ「お待たせ・・。」
やっと2人を止める事が出来たらしく、3人は帰ってきた。
ゼルブ「待たせて悪かったな。」
ロル「殆どはゼルブの所為でしょ。」
フラ「ま、まぁまぁ・・・。」
レイン「さて、帰ろうか♪」
そう言って、4人は歩き始めた。しかし、ルビーはその場に立ったままだった。
フラ「・・・あれ?ルビー、どうしたの・・?」
ルビー「・・・・・え?な、何が?」
ロル「帰るんでしょ?」
ゼルブ「早くしないと置いてくぜ。」
ルビー「・・・え?(一緒に・・・・帰る・・?)」
今まで言われた事がないルビーにとって、言われる事は予想してなかった。
ルビー「一緒に・・帰って、良いの・・・・?」
レイン「何言ってるの、友達なんだから当たり前、だよ♪」
ルビー「(友達・・・。)・・うん、そうだね。」
こうして、5人は帰る事にした。
〜END〜
- Re: ムーンタウンの仲間達♪ ( No.12 )
- 日時: 2009/11/21 18:15
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
第六話〜ルビーの秘密〜
〜帰り道〜
レイン「それでね、ルビーは———なんだよ。」
ゼルブ「ほぉ〜、オレと同じだな!」
ロル「アンタとなるよりマシそうね・・。」
フラ「私は・・誰となっても嬉しいと思うけど・・・。」
ルビー(友達、か・・・。)
帰り道、ルビーは色々と考え事をしていた。だから、あまり皆の話もろくに聞いてはいなかった。
ルビー「・・・・痛っ!」
4人「「「「・・・?」」」」
すると、突然ルビーが痛そうに目を瞑っていた。
ルビー(イテテ・・・・。コンタクトがズレたのかな・・?)
フラ「・・・・ルビー、大丈夫?」
ゼルブ「何か尖ったモンでも踏んだのか?」
ロル「尖った物って何よ。」
ルビー「・・え?あ・・・大丈夫だよ。」
レイン「本当に大丈夫・・?」
ルビー「うん・・・ちょっと、コンタクトがズレた・・・。(あ・・しまった・・・。)」
皆が心配する中、レインの言葉に、ルビーはつい本当の事を言ってしまった。
レイン「・・コンタクト・・・?」
ルビー「・・・あ〜・・そ、その・・・・・。」
つい言ってしまった言葉を、どう誤魔化そうか考えていると。
ゼルブ「何でコンタクトなんか付けてんだ?」
ロル「目でも悪いの?」
そのロルの言葉で誤魔化そうと思った瞬間、レインが口を開いた。
レイン「ううん、ルビーの視力凄いよ?朝に知ったモン。」
そう言うと、朝の言葉をルビーは思い出した。
フラ「じゃあ・・何で?」
ルビー「えっと・・・。」
レイン「・・そんなに知られたくない事情があるの?」
ルビー「うっ・・・。」
聞いてきたレインの目は、少し悲しそうな目をしていた。
ルビー「・・・・レインが言う事は、ホント・・。目は良い方だよ。」
諦めたのか、ルビーは話し始めた。
ルビー「ボクがコンタクトしてたのは・・・瞳が・・紅いからだよ。」
フラ「瞳が・・・・?」
ロル「何でそんな理由でなんて・・・。」
ルビー「皆が・・・驚いて、嫌われるかなって思って・・・・。」
ゼルブ「何だよ、そんな理由か・・。」
フラ「全然そんな事ないよ。」
ロル「そうよ。」
レイン「うん!・・・ねぇ、ルビー。コンタクトとって、本当の目見せてよ♪」
ルビー「え・・・?本当、の・・?」
ロル「えぇ、是非見たいわ。」
ゼルブ「あぁ!」
フラ「うん・・・。」
ルビー「・・・・うん、分かった。」
そう言うと、ルビーは皆と反対の方を向いてコンタクトをとった。皆は、じっと待っていた。
ルビー「・・えっと・・・・良い?」
レイン「良いよ♪」
そのレインの言葉と共に、ルビーは振り向いた。その瞳は炎の様に紅く、しかし澄んだ様な紅い色だった。
皆「「「「綺麗・・。(!・♪)」」」」
ルビー「わっ・・・そ、そう?」
あまりに大きな声を出すので、ルビーは少しビックリした表情で聞いた。
フラ「うん、凄く綺麗。」
ゼルブ「あぁ!凄いぜ!!ロルより良い!」
ロル「ゼルブに言われると、否定したくなるけど・・本当の事だから無理ね。」
レイン「・・ねぇ、もしかして、ルビーって名前・・・。」
ルビー「うん・・・炎の様に紅くて澄んだ色・・・・ルビーの様な瞳。それがボクの名前の由来だよ。」
ゼルブ「・・ルビーが紅色って事は、両親のどっちかも同じなのか?」
ルビー「ううん、父さんは黒色、母さんは蒼色だよ。そう考えると、珍しいよね・・。」
フラ「・・・あ、私・・こっち。」
すると、フラが右の方を指しながら言った。どうやら、フラの家は右の方らしい。
ロル「あぁ、そうだったわね・・。フラ、また月曜に会いましょう。」
ゼルブ「またな!」
レイン「バイバイ、フラ♪」
ルビー「・・フラ、じゃあね。」
フラ「うん・・・バイバイ。」
そう言って、ルビーは笑顔で見送った。
数分後・・・。
ロル「それじゃあ、私はこっちだから。」
ゼルブ「オレも。」
レイン「うん、またね♪」
ルビー「2人共、バイバイ・・。」
ゼルブ「おう!・・・って、オイ!待てよロル!」
ロル「何で私がゼルブを待たなきゃ行けないのよ。私は一人で帰るわ。」
ゼルブ「良いじゃねーかよ、家近いんだしよ。」
ロル「・・勝手にすれば・・・。」
そう言いながら、2人は消えていった。
ルビー「ロルって・・・・意外とツンデレ?」
レイン「まぁね〜♪自分は自覚ないみたいだけど。」
ルビー「ふ〜ん・・。」
レイン「・・・さっ、私達も帰ろう!」
ルビー「うん、そうだね。」
そう言うと、2人はロル達とは反対方向へ歩いていった。
数分後・・・。
レイン「着いた〜♪」
ルビー「そうだね。・・・あれ?レインの家って、この近くなの?」
レイン「近いどころか・・・・お隣さん?」 ←何故に疑問系?
ルビー「へぇ・・・・えっ!隣なの!?」
レイン「そうだよ。それじゃあ、ルビー!また明日♪」
ルビー「・・あ、うん。明日・・・。(・・あれ?明日って、土曜だから学校はないんじゃ・・・。まぁ、良いか。)」
レインの言葉を不思議に思ったルビーだが、そのまま家に入っていった。
〜ルビーの部屋〜
ルビー「ふぅ〜・・・・。」
家に着くと、リビングにあるワラの上に寝転んだ。
ルビー(今日のは、何でかな・・・?)
いつもなら、目の事だって何とか誤魔化すのに・・・。
レインが言う言葉に、つい大きな反応をしてしまう・・。
“本当に大丈夫・・?”
“・・そんなに知られたくない事情があるの?”
“・・・ねぇ、ルビー。コンタクトとって、本当の瞳見せてよ♪”
今考えると、全部レインが言った後に・・本音が出たり、諦めたりしてるよね・・・。
何でかな・・? レインがしつこいから?・・・いや、それはないよね。
多分・・・初めてだから分かんないけど・・きっと、レインが本当に心配してくれてたり、喜んだりしてたからだと思う・・・・。
ルビー「・・・・さてと、ご飯でも食べよう。」
ムーンタウンに来たのは、正解かもしれない。
此処なら・・・本当の、自分が信用出来る友達が出来ると思う。
こうして、ルビーの一日は終わった。
〜END〜
- Re: ムーンタウンの仲間達♪ ( No.13 )
- 日時: 2009/12/28 22:35
- 名前: 藍 (ID: cQ6yvbR6)
第七話〜休日の過ごし方〜
次の日・・・。
ルビー「Zzz・・・・。」
朝、気持ち良さそうにルビーが寝ていた。・・すると。
ピーンポーン ピーンポーン・・。
一階から、インターホンの音が聞こえた。その音に、ルビーはゆっくりと目を覚ました。
ルビー「んん・・・・だ、誰だ・・?」
ベットの側にある目覚まし時計を見ると、今の時刻は【7:00】と示していた。
ルビー(意外と早い・・・。こんな朝早くの土曜に・・誰だろう・・・・。)
そう思いながらも、待たせてはいけないと考え、ルビーは下へ下りて行った。
〜リビング〜
ピーンポーン ピーンポーン・・。
ルビー「ハーイ・・今行きますよ〜・・・。」
まだ少し寝ぼけているらしく、ルビーは語尾を伸ばしながら玄関へ向かった。
ガチャ・・・。
ルビー「ハイ・・・・。」
レイン「やっほ〜♪おはよう、ルビー!」
ルビー「・・え?レイン?」
寝ぼけていたルビーだったが、レインの声を聞いて目を覚ました。
ルビー「何で?今日土曜だよ?しかもこんな朝早くに・・・。」
レイン「いや〜、それが偶然パッと目が覚めて。」
ルビー「ふ〜ん・・・。で、最初の質問の答えは?」
レイン「えっとね・・今日は、せっかくの休みだし、ルビーと遊びたいなと思ったの♪」
ルビー「えっ・・・・・遊び・・・?」
レイン「そうだよ♪フラ達にも知らせといたから。」
ルビー「・・って事は、ボクはすでに強制的に参加してるって事だね?(フラ達を呼んどいて、断るなんて出来ないし・・。)」
レイン「え?そう言う訳じゃないけど・・・・やっぱ駄目?」 ←分かってない
ルビー「・・・まぁ、大して用事がある訳じゃないから・・・・・良いよ。」
そう言うと、レインは笑顔になり、飛び跳ねた。
レイン「やった〜♪」
ルビー(・・レインって、嬉しいって感情が高ぶると飛び跳ねるのかな・・・。)
未だに飛び跳ねているレインを見て、そう思ったルビーだった。
ルビー「それじゃあ・・・ご飯とか、色々と準備あるから、上がって待ってて。」
レイン「うん!」
そう言って、レインはルビーの家に入った。
ルビー「さてと、何か作ろう・・。」
レイン「あ、何か手伝おうか?」
ルビー「え・・?あぁ、別に大丈夫だよ。」
レイン「でも、ご飯とか作れるの?」
ルビー「料理とかは出来るよ?だって一人暮らしする為に勉強したし、昔から手伝ってたしね。」
レイン「へぇ〜・・!でも、ついでだし、私も手伝うよ♪」
ルビー「そう?・・・ありがとう。」
数分後・・・。
レイン「う〜ん・・・・えい!」
ガンッ! ザクッ!!
ルビー「・・・・・レイン、料理した事・・・ないよね。」
レイン「・・え?凄いね、何で分かるの?」
ルビー「いや・・・誰が見ても、分かると思うよ?(包丁使うだけで、何でさっきみたいな音がするんだ・・・?)」
音では分かりにくかったが、レインは野菜を切っていたらしい。
ルビー「手伝ってくれるのは嬉しいけど・・・もう良いよ、後は自分でやるから・・。」
レイン「え?ホントに大丈夫?」
ルビー「うん・・・。(レインに怪我でもされたら、それこそ大丈夫じゃない。)」
数分後・・・。
レイン「わぁ〜♪上手いね〜!!」
ルビー「・・そう?」
リビングのテーブルに置かれた料理を見て、レインは歓声を上げた。
レイン「ホントに美味しそう♪」
ルビー「・・・良かったら、少し食べる?」
あまりにも食べたそうな顔をしていたので、ルビーがそう言った。
レイン「え・・?でも・・・・ルビーの朝ご飯だし・・・。」
ルビー「でも、レインが居たから、つい多めに作っちゃってさ・・。だから、大丈夫だよ。」
レイン「・・・うん、何かゴメンね。」
ルビー「ううん、だって・・友達、でしょ?(それに・・・ボクが一歩踏み出すのを、手伝ってくれたから・・・・。)」
レイン「ありがとう、ルビー♪」
そして、2人は少し早めの朝ご飯を食べた。
5分後・・・。
レイン「美味しかった〜!ありがとね、ルビー♪」
ルビー「ううん、こっちも色々とありがとう。」
レイン「・・・・?」
ルビー「いや、こっちの話。・・それより、遊ぶって・・・何するの?」
レイン「え?う〜ん・・・・・考えてなかった。」
ルビー(考えてない・・。)
2人がそう話していると・・・。
??「お〜い!ルビー、レイン何処だ〜?」
ふと、家の外から声がした。
ルビー「この声は・・・・。」
レイン「・・あっ、ゼルブだ!もう来たんだね。」
ルビー「そうだね。」
レイン「ルビー、外行こう♪」
ルビー「あ、うん・・・。」
そして、2人が外に出て行った。
〜END〜
久しぶりの更新・・・。
しかもタイトルが意味不明だ・・。
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