二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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フェアリーテイル 11話更新
日時: 2009/12/11 16:27
名前: アビス (ID: 7.60N42J)

こんにちは。「新 モンスターハンター・バロル」を書いているアビスです。

フェアリーテイルを読んでいて書いてみたい!と思い書くことにしました。

一度、消えてしまったんでまた新しく書き直すことにしました。

フェアリーテイルが好きなの人はぜひ読んで、コメをください。
お願いします。


他に書いている小説・・・

「新 モンスターハンター・バロル」↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12420

「夢の中の俺はモンスターハンター」
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14015


オリキャラ紹介

名前・・カムイ 性別・・男 年齢・・17歳

使う魔法・・雷系魔法

好きなもの・・チー  嫌いなもの・・退屈な所

備考・・・
流浪の魔導士だったが、フェアリーテイルの噂を聞きつけて
興味を持ち加入する。いつも肩には太刀に変化できる相棒の「雷電イタチ」のチーがいる。
   



名前・・チー 性別・・不明 年齢・・不明

使う魔法・・武具化

好きなもの・・カムイ 嫌いなもの・・暗い場所

備考・・・
カムイと一緒にいる雷電イタチ。その名の通り体から電気を発する。
武具化の魔法だが、今の所、太刀と盾にしかなれない(盾の出番はほとんどなし)
それをカムイが使って、二人で戦っている。



1話>>1  2話>>2  3話>>3  4話>>4  5話>>5

6話>>6  7話>>7  8話>>8  9話>>9  10話>>10

11話>>13

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Re: フェアリーテイル ( No.1 )
日時: 2009/11/07 01:53
名前: アビス (ID: uel4dy6s)

1話〜出会い〜




「どりゅああああ!!」

「てめぇ!ナツ!!暴れるんじゃねえ!」

「おめぇは何か着やがれ、変態野郎!」

「んだと。てめー!」

—ドカ!バキ!ドカーン!バキャ!—

ここはフェアリーテイル。静かなどの言葉とは一切、縁のない常に騒がしいギルドだ。
そこにいるメンバーは才あるものが多いが問題児も多い。

フェアリーテイルのマスターの名前はマカロフ。大陸最高の10人の魔導士に選ばれている、
綺麗な女性に目がない凄腕の人だ。

そんな騒がしいギルドをいつもの様に優しい目で見ていた。するとギルドのドアが開く音がした。
それに気づき振り向くもの、暴れていて気づかぬものもいた。

その青年は肩にペットを連れてそのまま歩き、マスターの前まで歩み寄った。

「なにかようかの?」

マスターは持ち前のキセルをふかしながらいった。

「ここがフェアリーテイルか?」

青年はそういった。

「そうじゃよ」

「ここに入れさせてくれないか?」

青年がそういった。すると、さっきまで暴れいた男が

「おい、あいつ俺らのギルドに入るみたいだぜ」

と、パンツいっちょの男に囁いた

「へ〜。それじゃあどれぐらい強いか試してみるか」

「決まりだな」

男はニイと笑うと、青年に飛び掛った。

「うおりゃああ!」

「ナツ!?ちょっと」

マスターの近くにいた、女性がいった。
しかし、ナツと呼ばれた男がパンチを繰り出し、当たると思われた瞬間
肩にいた動物がナツの繰り出した拳の腕に噛み付いた。

「いってーーー!!」

ナツが痛みで床をのた打ち回る。それを見ていた青年がため息をして

「チー。よせって。離してやれ」

青年がそういうと、チーはナツの手を離してまた青年の肩に戻った。
ナツは噛まれた所をふーふーしている。

「悪いな。大丈夫か?」

「はは。だせーな、ナツ」

パンツいっちょの男が言った。

「グレイ、あんたまた・・・」

酒をがぶ飲みしている女性がいった。するとグレイは、ハッとした顔で

「しまった。また」

そして、いそいそと着替える。

「噂どおりの変わったギルドだな。気に入った」

青年が微笑しながら言った。

「そうかそうか、それは良かった」

マスターがニカッとしながら言った。

「それで、おまえさんの名前はないんじゃい?」

「カムイってんだ。で、こっちは相棒のチー。よろしくな」

Re: フェアリーテイル ( No.2 )
日時: 2009/11/07 01:53
名前: アビス (ID: uel4dy6s)

2話〜ギルドのメンバー〜




「へ〜。いろんな依頼があるんだな」

カムイはリクエストボードを眺めながらいった。

「気に入った仕事があったらら私に言ってね」

銀髪の女性がいった。

「ああ、ええっと・・・」

「ミラよ。ミラジェーン」

ミラはニッコリと笑いながらいった。

「わかったよ。ミラ・・お!」

カムイが一枚の紙を取り眺める。

「これなんかいいな。『火山でモンスター退治』報酬金額25万J。これにするかな」

ミラにその紙を差し出す。

「ええ。わかったわ」



「で、なんでナツたちまで来るんだよ?」

馬車の中でカムイがいった。馬車の中にはカムイとチーの他に
先日のナツと、金髪の女、そして青い猫がいた。
すると、金髪の女がいった。

「ミラさんに頼まれたのよ。『初めての依頼だから、付き添ってあげてね』って。
モンスター退治なんていやなのに」

と、肩を落とした。すると、青い猫が

「やる気満々だね。ルーシィ」

と、言った。

「どこがよ!」

「青い猫が喋ってるぞ」

カムイが驚く。ルーシィはああ、といった感じで

「そういえばまだ自己紹介がまだだったわね。私はルーシィよ。星霊魔導士なの。よろしくね」

「へ〜。星霊魔導士か。珍しいな」

すると、今度は青い喋る猫が自己紹介し始めた。

「おいらは、ネコマンダーのハッピーだよ。
翼(エーラ)ていう、能力(アビリティ)系のまほうが使えるの」

と、嬉しそうに説明する。

「ネコマンダーってなんだよ・・・」

カムイがいう。

「ま、いいか。俺はカムイ。使う魔法は一応・・雷系の魔法。で、こっちが雷電イタチのチー。
チーの魔法は武具化魔法。といってもまだ太刀と盾にしかなれないけどな」

そういうと、チーは一声ないた。

「ところで、ナツ。お前なにやってんだ」

カムイがナツに話しかける。ナツは顔色を悪くして、ずっと大人しくしている。

「大丈夫。乗り物に弱いのはいつもの事だから」

と、ハッピーが説明する。

それからしばらくすると、馬車が止まった。

「!止まったか!?」

ナツが起き上がり聞く。すると、馬車の扉が開く。

「目的地に着きましたよ」

馬車の主人が言った。

「よっしゃああ!」

ナツが勢いよく飛び出す。

続いて、3人もでる。そこは火山の熱ですでにかなりの気温になっていた。

Re: フェアリーテイル ( No.3 )
日時: 2009/11/07 01:54
名前: アビス (ID: uel4dy6s)

3話〜カムイの魔法〜




ナツたちはモンスターがいると思われる火山口付近にいる。

「あっつーい!」

ルーシィが叫ぶ。すると、ハッピーが真顔で

「服脱いで裸になればいいんだよ。脱がしてあげようか?」

と、いった。ルーシィは

「それ本気で言ってたら、ぶつよ」

「もっと暑くすれば自分で脱ぐかもな」

今度はナツがそう言って、全身を火だるまにしてルーシィに近づく。
ハッピーがいけいけと急き立てる。

「きゃー!こないでー!!」

そう言って逃げるルーシィ。その様子を見ていたカムイが

「お前のその魔法、太古の魔法(エンシェントスペル)の一つ。
滅竜魔法(ドラゴンスレイヤー)か?」

と言った。ナツは少しく驚いた様子で

「ああ。火の竜、イグニールに教えてもらったんだ。
よく分かったな」

「俺じゃなくって、チーがな。チーは魔法の種類なんかを見分けることができるんだ」

すると目の前のお目当てのモンスターが登場した。

「ぎゃー!でたーー!」

急いで皆のところに戻るルーシィ。

「チー」

カムイが呼ぶとチーは一声ないて、刀に変身した。

「こいつらが依頼のやつらか」

カムイが構えながらいった。

「そうだよ。『リザードマン』。好戦的で獲物に集団で襲い掛かる、厄介なあいてだよ」

ハッピーが説明した。すると、ナツが

「おおーー!そんなの関係ねえ。まとめてぶったおしてやる!

くらいやがれ『火竜の咆哮』」

ナツは口から一気に炎を吐いた。炎がリザードマンを包む。
しかし、リザードマンは炎の中を突っ切ってこちらに向かってきた。

「ぬぃ!!俺の炎をくらっても、平気でいやがる」

ナツが驚いたように言う。

「リザードマンは火の耐性が強いんだ。だからこんな火山の中で生活してるんだ」

ハッピーがまた見事な解説をする。

「そんじゃ、今度は俺の魔法を御見せするかな。チー!いくぞ!」

カムイが刀を構える、するとカムイの魔力が増大する。

「いくぜ!!『雷波(かみなみ)』」

カムイが刀を一気に振り下ろす。すると、そこから電流の波がリザードマンを襲った。
電撃をくらったリザードマンは痙攣して、その場に倒れた。

Re: フェアリーテイル ( No.4 )
日時: 2009/11/07 01:55
名前: アビス (ID: uel4dy6s)

4話〜任務、無事完了?〜




「ふ〜」

カムイが太刀を肩に置いた。

「大分片付いたな」

「すっごーい威力!」

ルーシィが手を口に当てて言う。

「ふふ。まあな」

カムイが得意げに言う。チーも嬉しそうになく。

「俺だって本気ならあれぐらいで来たぞ!!」

ナツは口から炎を出しながら言った。

「あい。でも相手が悪かったね」

—ギャオオ!!—

さっきまで倒れていたリザードマンが何体か立ち上がり、他のも含めて
全てが赤い闘気に包まれた。

「なんだありゃ?」

「オーバーソウルだよ。自分の肉体を最大限まで強化する魔法だよ!」

ハッピーの言葉にナツは嬉しそうにしながら

「向こうからやってくるんなら、願ったり叶ったりだな」

「うう、なんでそんなに嬉しそうなのよ・・・」

ルーシィが悲しそうに言ったが、気持ちをいれ変えて

「いくわよ、開け・・金牛宮の扉・・タウロス!!」

「MO〜〜〜!!」

ルーシィが持っていた鍵を前にかざすと、そこから牛が現れた。

「いつみてもルーシィさんの乳はいいですねぇ」

牛が目をハートにして、ルーシィを見る。
ルーシィも、もうそれは慣れっこなのか軽く流して

「あいつらをやっつけちゃって、タウロス!!」

「任せてください!MO〜〜!!」

タウロスがリザードマンに襲い掛かる。
続けてナツも飛び掛る。

「火竜の・・鉄拳!!」

拳に火を纏いリザードマンを殴り飛ばした。

「火で自分の攻撃力も上げられるのか。これが滅竜魔法・・・」

カムイが気をとられているうちに、一匹がカムイに襲い掛かった。
しかし、その攻撃をサラリと避け

「雷太刀(かみたち)」

電気を纏った太刀で敵を一瞬で切り裂く。
傷口から、電気が走りそのままリザードマンを包んだ。

—ガ・・ガァ—

リザードマンが倒れた。だが、それでもまだたくさんの
リザードマンが後からどんどんやってくる。

「ちょっと。これじゃあ切がないわよ。てかこいつらどんだけいんのよ!?」

「めんどくせえ。一気にやってやる。カムイさっきのやつを頼む」

ナツが叫びながら、大きく息を吸う。
カムイも構える。そして

「雷波!」
「火竜の咆哮!」

電気と炎が混ざり合いリザードマンたちを飲み込んだ。

—ズズン!!—

続いてものすごい衝撃が響く。
魔法が消えた後はもうそこには、なにもいなかった。

「やったー!これで依頼クリアね」

ルーシィがガッツポーズをとる。しかしその後ものすごい地響きが聞こえる。

「え、な・・なに?」

喜んでいた顔を反転させ、不安げな表情をみせあたりを見渡す。

「さっきの衝撃で火山が噴火しそうだね」

ハッピーが他人事のようにいう。

「えーー!!それってやばいじゃん!!?」

「あい」

「あい、じゃないわよ〜〜!!」

—ズドーーン!!—

「きゃ〜〜!噴火した〜〜!!」

ルーシィが涙を大量に放出しながら言った。

「ははっ。逃げろ」

ナツが嬉しそうにいう。

「あい」

「ちょっとやり過ぎたかな」

3人と二匹は無事に脱出できた。しかし、近隣の町からは苦情が殺到してしまった。


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