二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂 3Z夢「運動会の綱引きの後の手は臭い」
日時: 2009/11/27 16:54
名前: ひじまる55号 (ID: 7VvLld12)

はじめまして!
ひじまる55号と申します。
今回初投稿なのですが、
どうか温かい目で見ていただけるとうれしいです。

※注意※
・キャラ崩壊確実
・誤字がある
・表現がおかしい
・ボケ・ツッコミがおかしい
・台詞がおかしい
・作者の頭がおかしい  etc...

これが無理な方はすぐに「戻る」をおすすめします。

なんとか完結するようにがんばります!

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第一講 「運動会は始まるまでが一番楽しい」 ( No.1 )
日時: 2009/11/28 16:25
名前: ひじまる55号 (ID: 7VvLld12)

「・・・つーことだ。後はてめーらでやってくれや。」

とある朝のLHR。

「いやいや、先生。ちょっと待ってくださいよ!
 運動会ってどういうことですか?」

3Z唯一のツッコミ、新八君が先生を呼び止める。

「どうって言われてもよぉ・・・」

ため息まじりに話しはじめる。

「ま、詳しいことは回想にまとめてあっから。」

第一講「運動会は始まるまでが一番楽しい」

・・・回想・・・

ところは理事長室。

「銀八をここに呼んだのは他でもないよ。
 あんたのクラス、3年Z組のことさ。」

朝のLHR前。

銀八は理事長に呼ばれた。

「ここ銀魂高校ではいくつかの行事を行ってきた。」
 だが、今年は方針を変えて
 『運動会』をすることにしたんだよ。」

「運動会ィ?それがうちと何の関係があるんすか。」

銀八は煙草をふかしてだるそうに聞いている。

「あんたのクラスは成績が悪い。
 単に言えば、バカの集まりなんだよ。」

「んなことわーってますよ。」

「だからだ。今年はそんなバカ共のために
 力を発揮できる機会を作ってやりたくてね。
 バカのひとつにもとりえってもんがあるだろ。」

「いや、だからなんで運動会?
 もっと別なのがあんだろうよ。」

「あんたのクラスは化け物じみたヤツがいんだろ?
 ・・・まぁ今回は、
 『バカ共のためのバカ共による大運動会』
 をしようと思いついたってわけさ。感謝しなよ。」

「まぁ大体の事はわかったが・・・優勝したとこには
 なんかあったりするんすかね?」

「あぁ。それは考えてあるよ。とびっきりのね。」

「まじすか!!」

一瞬にして銀八の顔つきが変わる。

「あんたはそういうとこだけなのかい。」

呆れながら煙草の煙をはき、話を続ける。

「優勝した所には・・・『一週間宿題免除』。
 それと『学食タダ券』だ。」

「俺たちにゃ関係ねーじゃねーか。」

「ま、連中に言っときな。あとこれ。」

お登勢理事長は一枚の紙を差し出す。

「・・・なんすか、この紙。」

「種目表だよ。運動会の。
 ・・・せいぜい頑張りな。ほら、HR始まっちまうよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「てな具合だ。俺だっててめーらの景品のために
 運動会なんざやりたかねぇよ。」

「先生!運動会って何するアルか?
 おいしいアルか?」

留学生の神楽ちゃんが手を挙げる。

「あー?運動会っつーのはだな、
 体育祭みてーなもんだ。決しておいしくはねぇ。」

「先生!!」

今度は桂君が手を挙げる。

「エリザベスは出られるんですか?」

「なんか質問あるやつー。」

銀八は桂君の質問を無視し、次の質問へと移る。

「はいっ!!」

「なんだーゴリラ。」

次は風紀委員長の近藤君。

「俺に応援団長をさせてくださいっ!!
 そして、お妙さんを精一杯応援し・・・ゴフッ!!」

新八君の姉、妙からパンチが放たれる。

「じゃーなんにもねーみてーだからHR終わりな。」

教室を出ようとした銀八を新八君がまた呼び止める。

「先生。放課後対策会議を開くべきだと
 思うんですけど・・・どうですか?」

「あー・・・俺ジャンプ買いに
 行かなきゃいけねーからパスな。」

「僕たちの価値はジャンプにも及ばないんですか!」

最後に新八君の悲痛な叫びがこだました。

                 続く

第二講 「重要な会議っていうとついつい遊びたくなるよね ( No.2 )
日時: 2009/12/14 17:56
名前: ひじまる55号 (ID: L7B5xEon)

放課後。

新八の提案で『運動会緊急対策会議』が行われた。

第二講 「重要な会議っていうと
     ついつい遊びたくなるよね」

「会議っつってもよー、こいつらバカ共で
 
 運動会なんてできっこねーだろーよ。」

銀八はいつもどおり、やる気ゼロ。

「先生!もっと真面目にしましょうよ!」

ここで新八くんの注意。

「真面目って新八くん、このメンツで?」

あ・・・と新八は声を漏らす。

当然のことではある。

この3ーZというクラスは。

「みんな!真面目にしようよ!
 
 このままじゃ僕ら優勝できませんよ!」

立ち上がって呼びかける。

「志村よぉ、優勝になんか意味があんのかよ。」

「言われてみればそうですねぃ。

 優勝ってそんなに大事ですかぃ?」

「そうだよ志村。景品なんていらねえからよ、
 
 バイト紹介してくれよ。」

土方くんに続き沖田くん、長谷川くんが言う。

「そ、それは・・・」

3人の意見に言葉を詰まらせる新八。

そこにガラガラッと教室の引き戸が開く音。

みんなの視線が集まる中、入ってきたのは

ハタ校長、と教頭。

「会議の途中失礼するぞ。」

頭の触覚を揺らして校長は教卓の前へ。

「突然じゃが、今度の運動会のルールが変わった。」

クラスがざわめく。

「優勝者には景品、最下位の者には・・・」

ごくり、とつばを飲む。

「最下位のクラスは、優勝したクラスの分の課題、
 
 一週間分を贈呈する。」

これを聞いた3Zの連中はブーイング。

ふざけんな! そんなの無理アル!

フザケテンジャネーヨ!コノ腐レジジイガ!

などなど、ブーイングの嵐が巻き起こった。

「あーうるせー、うるせー」

ブーイングの嵐の中、銀八が声をあげる。

その効果か、ひとまず嵐はおさまった。

「せーんだよ、てめーら。

 いつまでもグダグダ言ってんじゃねーよ コラ。

 ま、俺にゃ関係ねーけどよ。」

「そんなことは言ってないですぞ、坂田先生。」

「はぁ?」

教頭が口を挟む。

「あ、そうそう、忘れておった。

 教師にもペナルティはある。」

「なんすかね。」

「全校生分のテストの採て・・・」

そのとき。

「ざけんじゃねー!!!!」

ブチッ!!!!!!!!!

銀八が校長の触覚を引きちぎった。

「痛っ!!!ちょ、坂田先生!!!!痛ッ!!」

頭から鮮血があふれ出す。

「まだ言い切ってないよね!!?

 わし、まだ言い切ってないし!!!!!」

ハンカチで血を押さえる校長。

「全校生分のテストの採点だぁ?

 ざっけんじゃねーよ。俺ァごめんだね。」

「いや、だから優勝すればって・・・」

「おし!てめーら!やるんなら優勝すっぞ!」

オーッ!と勝手に盛り上がる3Zの面々。

それをよそになにかをたくらむ校長ら。

これからの運動会は波乱の予感・・・
 
               続く


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