二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

梅の花 【BLEACH】
日時: 2009/12/13 14:50
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

hello☆ 凛と申します
消えましたよ……

*注意*

+荒らし・中傷・悪口・チェンメ厳禁
+更新激遅です
+有り得ない事ありまくりです。後、意味不です
+何かと似てたらすみません
+続きからです

前スレ↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14362

*prologue*

散りゆく花弁が頬を撫でる

  曖昧な、そして風に舞う花弁を追う

確かな望みはある


  この平穏が長く、続くように——

Page:1 2



Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.2 )
日時: 2009/12/14 20:10
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

8話

「広いね……」

「そうですの? 私は分かりませんわ」

サラッと言う緋鞠

……ダメだ、緋鞠ちゃん貴族っていう自覚なしだ

ま、自然にしてても可愛いんだけどね

「お嬢様、お茶菓子を御持ちいたしました」

芽衣が入ってきて、お菓子を置いた

「……何て高価そうな」

「美味しそうね」

「さぁ、食べてくださいな」

皆でお喋りをしながらお菓子を食べた

暫く喋って、帰ろうという事で外に出た

すると、緋音がピクッと立ち止まった

「緋音さん?」

「緋音?」

俯いて、小声で言う

「……構えて」

訳も分からず、取り合えず自分の斬魄刀を手に取る

「来た!」

大きな音がして、砂埃がたちこめ、現れたのは……虚だった

「虚!?」

「そのようですわね、しかも……」

目の前には、頭から黒い布状のものをすっぽりかぶり、鼻の部分がとがった仮面をつけた虚がいた

「大虚。最下大虚ね」

藍がキッと虚を睨みつけていう

「全く、とんだ休日ですこと」

やれやれと呆れている緋鞠

「本当だね」

斬魄刀を握り締めたまま、緋音も言う

「あ、虚閃がきたよ」

藍が何でもなさそうに言う

「行こう」

虚閃が放たれ、3人は避けた

……面倒だなぁ

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.3 )
日時: 2009/12/15 20:15
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

9話

虚なんて……折角遊びに行った後だったのに……

恨めしそうに緋音は虚閃を避け、目の前の大虚を見上げた

「あら、一体ではなくて六体居ましたわ」

「ゲ、最悪じゃん」

ブツブツと文句を言う

「染まれ「紅梅」」

槍の形になった斬魄刀が紅色の梅の花弁を纏った

暫くして、1体が倒された

「あー、やったか。じゃあたしもー」

ポリポリと頬をかき、斬魄刀を引き抜く

「滴れ「水月」!」

また1体が倒された

「私も参りましょう」

スッと斬魄刀を引き抜いた

「光れ「光桜」」

光の矢が放たれ、また、1体が倒された

「じゃー後は1人1体ずつね」

背中合わせのまま、藍が言う

「……うん」

「分かりましたわ」

そして緋音は刀を振るった

「輪紅華剣」

紅色の花弁でできた剣が輪になり、一気に剣が放たれ、大虚が消えた

「水輪華」

大虚に水が襲い掛かり、其処には虚の姿は無く、綺麗な水の華が咲いていた

「光連鎖」

光の鎖が大虚に絡みつき、大虚を動けなくさせた

「刺殺」

光の鎖が矢に変わり、大虚は消えた

「ふう……終わりましたわね」

緋音もホッと胸を撫で下ろす

「!」

バッと振り向くと、2体の大虚が虚閃を放った

残っていたの!?

避ける間もなく、虚閃は目の前に迫っていた

「緋音!」

「緋音さん!」

悲鳴のような2人の声

「キャ……「唸れ「灰猫」!」」

「霜天に坐せ「氷輪丸」!」

聞き覚えのある声が聞こえ、大虚は消えていた

……え?

目の前には蜂蜜色の髪と銀髪の髪が見えた

「隊、長と乱菊さ、ん?」

「緋音、緋鞠、藍、大丈夫?」

乱菊が心配そうに駆け寄った

「はい、私は大丈夫ですわ」

「あたしも」

「私も大丈夫です……すみません、私の不注意です」

ペコッと頭を下げた

「いや、あの2体は霊圧を消していたから余程注意してねぇと気が付かねぇよ」

「でも、不注意なのにかわりは……「もー過ぎた事は気にしない気にしない♪」」

この後、緋鞠は屋敷中に心配されたとか

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.4 )
日時: 2009/12/15 20:30
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

大虚の最下級が霊圧を消すとか………
何かありそうな気がするですね(苦笑

みんなの斬魄刀が見れて良かったです^^

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.5 )
日時: 2009/12/16 16:14
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

秋空

あ、そーゆーの考えてなかったわぁ
う〜ん、何かあるのかないのか……
後で中級でちゃったり?(笑

取り合えず皆の斬魄刀出すためだったりってのもあった

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.6 )
日時: 2009/12/16 16:57
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

10話

ピリピリした空気が流れる

別に乱菊が脱走して冬獅郎が怒ってるのでもない
緋音と藍が喧嘩したわけでもなく

この空気の原因は1人の少女にあった……

「……都崎、お前帰れ」

しかし、そんな事で帰る緋鞠ではない

「お断りいたします」

「仕事」

「終わらせました。副隊長も出掛けてよい、と仰りましたわ」

そう、この空気の原因は緋鞠なのだ

昨日散々家で心配され、挙句の果てには「護廷十三隊に居るから!」と言われた事による

「何イライラしてんだよ、都崎家の令嬢が……」

今、まさに地雷を踏んだ日番谷冬獅郎

「今! 何て仰いました!?」

隊長格を怒鳴る緋鞠。今の彼女には地位なんて関係ない

「……緋鞠?」

乱菊も驚いている

「……隊長、それ、緋鞠ちゃんの前では禁句なんですよ」

今更言う緋音

行き成り怒鳴られた冬獅郎は「は?」という顔をしている

「私は家の事を言われるのが嫌いですの! 貴方が【小さい】と言わるのと同じように!」

【小さい】という言葉に反応したのが一名

「……今、なんつった?」

「小さい、と申しましたわよ?」

嫌な空気が流れる

「……緋鞠、謝った方がいいと思うよ」

緋音が言うと、暫く考えてからとんでもない事を言った

「では、日番谷隊長が私と戦って勝てたら謝って差し上げます」

「はぁ!?」

冬獅郎以外が悲鳴を上げる

「あんた、隊長と戦ったら大変よ!」

乱菊の静止も利かず

「……上等だ」

もう、知らない……


Page:1 2