二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ
日時: 2009/12/29 11:51
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: ZB358Aub)

小説消えた……

なので作り直します。
前のは話がおかしく、分かりにくかかったので、
少し内容を変えて書きますね。
前半はほぼ同じになると思います。

質問・アドバイス・コメントなど大歓迎です。

消えた前の小説
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12933




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   (12月16日)
>>01 プロローグ

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Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.1 )
日時: 2009/12/14 09:11
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: ZB358Aub)

  


№0   始まりの物語


雲ひとつ無い晴天。
その真っ青な空に、二人の少年が浮いていた—いや、立っていたのだ。姿形は鏡に映したごとくそっくり。どうやら双子のようだ。
赤い瞳の少年が言った。

「で?その……伝説の子っつぅのは?」

青い瞳の少年は、その問いには答えず、無言で左手の人差し指をたてた。少年が指を鳴らすと、次の瞬間には二枚の写真が握られていた。
ほんの一瞬。
まばたきほどの一瞬のうちに、だ。

「こいつさ。伝説の子、竜堂ルナ」

赤眼の少年は覗きこんでその写真を見る。
その写真のうちの一枚には、茶色の長い髪をもつ、あどけなさを残す少女が写っていた。
残るもう一枚。
それには、銀色の髪を赤いリボンで束ねた、真っ赤に光る、うずを巻く眼—うず目の少女が写っている。

「へぇ、うず目か……カムイ、こいつ邪魔だな」

カムイと呼ばれた青眼の少年は、口元に冷笑をうかべ、答える。

「そうさ、邪魔なんだよ。その女は」

「ガーディアンって奴らは? 」

「口ほどにも無い。ただのガキの集まりさ、ライガ」

「ひっで—」

赤眼の少年—ライガは、声を押し殺して笑っていた。しかし、やがて笑うのをやめて、顔を上げる。
その顔は、殺気を宿した笑みに変わっていた。

一陣の風が吹く。

そこにはもう二人の少年は居なかった。


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