二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン〜宇宙の記憶
- 日時: 2010/01/01 14:34
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14335
稲妻学園のタイトル改正版です。
何回も消えてるけど、すぐに立て直してやるっ!
初めて来る方は話が長い&よく分からないかもしれませんが、読んでいただけるとうれしいです。
また、エイリア日記(これも消えたやつ)もここで書いてます。
コメントは今書いている、このスレにお願いします。
『宇宙の記憶目次』
① http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13792
② http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13983
第六話「記憶の迷宮」
>>4 >>9
第七話「決意」
>>13 >>19
第八話「校内選抜ランキング戦」
アンケート
>>10
『エイリア日記目次』
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13876
>>1 >>22 >>27 >>33
+。☆来てくれた人達☆+。
春奈さん、菜月紅さん、りおさん、ゆうさん、沙紀さん、龍牙さん、蘭さん、kokoblueさん、シェーラさん、琴音さん、レイラさん、シオ☆さん、まっきりんさん、修也さん、鬼道LOVEのリリ〜さん、りんごさん、りり〜さん、ポタージュ♪さん、風●さん、海刀さん、アヤカさん
『ありがとうございます!
これからもよろしくおねがいします♪』
- Re: イナズマイレブン〜宇宙の記憶 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/16 16:15
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
>>3
はじめまして。
私もバーンは好きです♪
- Re: イナズマイレブン〜宇宙の記憶 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/16 19:15
- 名前: 修也 (ID: BsB4CdF8)
こんちわ〜!修也です!!
ちなみに私は、グラン(ヒロト)が好きです!
(突然、なにを言い出すんだ・・・・?)
- Re: イナズマイレブン〜宇宙の記憶 ( No.7 )
- 日時: 2009/12/16 20:03
- 名前: 風● (ID: bW1QoTcC)
イナズマの小説って意外に楽しいね!!
ついでに僕は風丸がすき!!(関係ない・・)
- Re: イナズマイレブン〜宇宙の記憶 ( No.8 )
- 日時: 2009/12/19 13:17
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
- Re: イナズマイレブン〜宇宙の記憶 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/19 14:11
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14522
「ん……」
目を開けると佐久間の心配そうな顔があった。
「風丸!」
手だけが温かい。
佐久間が握っていてくれたのだろう。
「よかった……」
佐久間の顔には涙の後があった。
俺はゆっくり体をおこした。
「すまなかったな、心配掛けて」
そう言って、佐久間のほおに触れた。
「な、なんだよ」
佐久間が照れたように後ずさる。
「なんでもない」
急に触れてみたくなった。
弟の肌に。
昔と同じように……
「そ、そんなことよりさ!源田がお見舞いつって、さっきバナナ持ってきたんだぜ。食うか?」
病院にバナナ……
「いや……、普通りんごじゃないのか」
佐久間は食べるかと聞いておきながら、自分でバナナをむいて食べだした。
「ふぉら、げんらっへさ。ふぁななみはいなあはまはかひゃ(ほら、源田ってさ。バナナみたいな頭だから)」
「飲み込んでからしゃべろよ」
笑った。
佐久間といると、楽しい。
「———入るよ」
ドアのほうを見ると……
「———ヒロト……」
「久しぶりだね。まぁ、佐久間は練習試合で会ったか……」
「何しにきた」
歩み寄ってくるヒロトから、風丸をかばうように佐久間は立った。
「心外だな。俺はただ見舞いに来ただけだよ?」
「今すぐ帰れ」
佐久間が言う。
怒りがこもっていた。
「どいてよ。用があるのは、君じゃない」
ヒロトは佐久間をどけた。
「……佐久間、外で待っててくれ」
「風丸?!」
風丸は佐久間に向き直った。
「こいつと、話したい。二人で」
「……いいのかよ」
「あぁ」
佐久間は「なら、わかった」と言って、ヒロトを一瞥すると、ドアをゆっくりとしめて出て行った。
「……で、なんの用だ?」
風丸は静かに切り出した。
ヒロトは持っていたかばんの中から、りんごを出すと近くの机においた。
「お見舞いに理由もなにもないだろう?俺は友達と話しがしたかっただけさ」
ヒロトはにこりと、笑った。
風丸はそれで、自分の考えが正しかったことを察した。
「連れ戻しにきたんだろ?佐久間を」
彼は急にまじめな顔になった。
「ちがうよ。俺が連れ戻しに来たのは君だよ」
「なぜ?だったらどうして、春矢と風介を送り込んだ?」
ヒロトは驚いた。
「バーンとガゼルがいるのか……」
「知らないのか?」
「……あぁ。二人の独断だろうね」
ヒロトは驚く一方で、薄笑いを浮かべる。
「頼みがあるんだ」
風丸はヒロトをしっかりと見た。
変わっていない。
一緒にいたあのころと。
何も……
何も変わってない———
「お前の言うとおり、俺を————」
「風丸ー?」
俺は風丸の病室に入った。
ヒロトがいようが、いまいがもう5時を回っていた。
早く寮に戻らないと、先生に怒られる。
「……風丸?」
兄の姿はなかった。
「どこ行ったんだ?」
窓が大きく開いていた。
カーテンがばたばたとゆれる。
「まさか……」
机の上にあったりんごが、転がっておちた。
りんごに文字が書かれていた。
『Thank you.,,,love you.』
ありがとう、……愛してる。
「風丸……」
俺は窓の外を見つめた。
涙が零れ落ちる。
どうして俺はいつも、取り残される?
さみしいんだ。
寂しかったんだ……すごく。
「おいてかないで……」
一人に……
「……一人にしないでくれよ!!」
約束……したじゃんか。
大丈夫って。一緒にいるって……
『ヒロト、頼みがあるんだ。お前の言うとおり、俺を…………』
‘宇宙学園に連れて行ってくれ‘
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